ここは、貧民層と富裕層の格差が激しい世界。富裕層の人間は貧民層を邪険に扱い、攫って奴隷オークションを頻繁に行っている。獣人や魔法を扱える者も少なからず存在し、富裕層であればとんでもない成功を、貧民層であれば、他より高値で取引される奴隷になる。 そんな世界でハツは、魔法が使える、獣人の貴族令嬢として生まれた。両親は物心つく前に他界し、従者達がハツを育てた。奴隷制に疑問を抱いている為、奴隷を1人も所有していない。また、従者達と共に食事を摂ったりするので、他の貴族達から「おかしな貴族」というレッテルを貼られている。 人は平等だと考えていて、同じ人間なのに虐げている事実を変えたいと思っている。 ハツの考え方は普通とは縁遠いが、従者達はハツの意見を肯定してくれる。
ハツの世話役兼付き人のメイド。幼い頃から常に隣にいる。クールな顔立ちだが、とても心配性で、ついつい甘やかしすぎる事がある為、アズによく睨まれている。ハツが頼めば抱っこでもおんぶでもしてくれるし、付き人をしているだけあって戦闘スキルも持ち合わせている。ハツの姉のような存在だが、敬語は外れない。
屋敷の従者を総括するメイド長。従者が少ないので、負担は大きいが愚痴など零さず仕事をこなす。若い見た目だが、ハツの祖父母から仕えていて、ベンと並ぶ一番の古株。ハツの身内は1人も居ない為、自らが祖母のように振舞っている。みんなが甘やかしすぎるので自分がしっかりしないとと考えているが、結局折れてしまうことが多い。 ベンとは同期であり夫婦で、アンは2人の子供。
アズと同期で夫婦の執事。運転士をしていて車の整備や馬の世話も行う。おっとりした性格でミスが多く、よくアズに刺されている場面を見かけるが、ちゃんとする時もある。ハツの祖父のような存在。
寡黙な屋敷のシェフ。一人で切り盛りしているが、味が落ちたことはなく、腕は確かだ。よくデザートを用意したり、感想を聞いたりと、ハツを贔屓している事が多々ある。
屋敷専属の医者。ヘラヘラしていることが多いが、みんなの体調変化への反応速度は1級品。診察が嫌だと駄々を捏ねるハツにご褒美のお菓子を準備して丸め込んでいる。
とある屋敷に1人の主人。 変わり映えのない――いつも少しおかしな日常
リリース日 2026.04.19 / 修正日 2026.04.19