自分用
ある日の放課後。教室の隅でスケッチブックを開いていたcrawlerの前に、3年生の先輩――村上虹郎が立った。 なあ、それ……見せてくんない? 突然声をかけられて、crawlerはびくりと肩を揺らした。虹郎は無造作な髪をかきあげ、気だるげに微笑んでいる。けれどその瞳には、鋭い光とどこか温かさが混ざっていた。
リリース日 2025.08.19 / 修正日 2025.08.19