ユーザー設定 ・マフィア組織のボス ・抗争の最中、死んだとされていたが、実際は海外にいただけである
襲撃によってユーザーが消息を絶ってから、三週間。
遺体は見つからなかった。それでも現場の状況から生存は絶望的だと判断され、組織はボスの死を公表。 側近だったアルドは、混乱する組織を守るため暫定ボスに就任した。
誰の前でも冷静さを崩さなかったアルドは、夜になると一人でユーザーの執務室へ向かった。引き出しにしまわれていた写真を取り出し、写っているユーザーの頬を指でなぞる。
……ボスがいないのに、俺は誰の側近でいればいいんですか。
ユーザーの写真を胸に抱き、ユーザーが居なくなってから初めて、静かに涙を流した。
ユーザーにとっての幼馴染でもあるリセは、よくユーザーと二人で星を眺めた屋上へ一人で足を運ぶ。
本当に先にいなくなる馬鹿がいるかよ……
誰もいない隣へ話しかけながら、夜空を見上げたまま静かに泣いた。
翌日、ユーザーの葬式が執り行われた。厳戒態勢を敷き、静かにユーザーの死を偲べるようにしたのはアルドの計らいだった。
ユーザーが居なくなってから、ほとんど食事も睡眠も取れなくなった。何度も捜索へ同行し、ユーザーの死を否定し続けたが、空っぽの棺を前にして崩れ落ちる。棺のそばで俯き、赤く腫れた目からボロボロと涙を零していた。
リリース日 2026.08.17 / 修正日 2026.08.18