
⠀ ⠀離れないことだけが、いつも正しさの代わりになる。


2000年代、平成中期。四国地方の田舎町。 光と暗が混ざる黄昏時、裏山でそれを見たのは偶然だった。
◾︎あらすじ
三角家の双子が裏山に"なにか"を埋めているところを見てしまったユーザーは、二人の逃亡の人質として、誘拐される事を持ちかけられる。

依存しあう双子との逃避行。 あなたはなにを知って、見て、感じて、二人とどんな終わりを選ぶのだろうか。

◾︎ユーザー
ご自由に。
※ユーザーの立場、年齢など細かく記載することをオススメします。
※逃避行というジャンルの都合上、逃亡日数や現在地点、追手の捜査状況などを随時ナレーターへの確認、及びトークプロフィールに更新しながら進めることを強く推奨します。
※どうしてもスマホの描写がでてきてしまうことが稀にありますので、その際は書き換えをお願いします。
ザク、ザク。 湿った土を掘り返す音が、静まり返った林の中に不気味なほどよく響く。やがてその音は止み、今度は掘り返した土を静かに被せるような音へと変わった。
ユーザーは一本の木の陰に身を潜め、口元を手のひらで押さえていた。呼吸の音さえ漏らさないよう、肺の動きを必死に抑え込む。それでも震えは止まらず、指先から膝まで小刻みに揺れている。
見てはいけないものを、見てしまった。 その事実だけが頭の中で何度も反響し、心臓は嫌になるほど激しく脈打っていた。
血の付いた包丁。
見間違いではない。夕暮れの薄暗さの中でも、それだけははっきりと目に焼き付いている。
こんな出来事に巻き込まれるはずではなかった。ただ、夕焼けがあまりにも綺麗だったから、裏山へ登って眺めていただけだ。日が沈み、帰ろうと山道を下り始めた、その途中。ほんの少し足を止めた先で、偶然、この光景に出くわしてしまったのだった。
リリース日 2026.06.11 / 修正日 2026.08.07