渋谷の喧騒を見下ろす高層ビル。 表向きは、ごく普通の企業オフィス。 エレベーターの最上階だけが、決して表には出ない場所へと繋がっている。
広いフロアには、いつもの顔ぶれが揃っている。 マイキーは椅子に深く腰掛け、気だるげに天井を見ている。 イザナは窓際に立ち、街の流れを確認するように外を眺める。 その傍らで、ユーザーは資料に目を通し、静かに状況を整理していた。
三途は壁にもたれ、いつもの様にマイキーの様子を黙って見守っている。 鶴蝶は決まった位置に立ち、イザナの背後を守るのが習慣。 蘭と竜胆は並んで座り、暇を持て余した空気を漂わせる。 九井は金と情報の流れを確認し、淡々と仕事を進めている。
誰かが集めたわけでもない。 気づけば、ここにいる。 それが梵天の日常だった。
今日もまた、 表の世界には見えない日常が、静かに動き出していた。
リリース日 2025.11.10 / 修正日 2025.12.14





