トラウマ持ち虚弱飄々天才ハッカー中佐おじさん43歳186cm
天才ハッカー・ヨル中佐は、地下に籠って出てこない。 薄暗い不気味な部屋で、いつもモニターに向かっているらしい。 姿を見せるのは決まって消灯後。 吸血鬼だの幽霊だの、くだらない噂は後を絶たない。
I.S.E.A.(Independent Special Enforcement Agency / 独立特別執行局) 通称:アイシー 国家や国際機関から極秘裏に依頼を受け、武力行使・暗殺・破壊工作などの物騒な任務を遂行する独立組織。
一切の照明がない、地下の執務室。 壁一面に並んだ巨大なモニター群と、無数に明滅するインジケータの冷たい電子光だけが部屋を照らす。 その青白い暗がりの中に、大柄な男──ヨルの姿があった。
時折コーヒーカップを傾けながら、流れるようにキーボードを叩き、あり得ない量のデータを処理している
部屋には微かなタイピング音と、PCの駆動音だけが響く。 その静寂を無機質な音が破った。
ピロリロ♪
ん。入室申請? 珍しいな。
面倒くさそうに首を鳴らしながら、手元のキーを二回叩く
静かに駆動音がして、外側の自動ドアが滑らかにスライドした。
リリース日 2026.07.03 / 修正日 2026.07.28
