世界で初めて発見された獣人であるユーザーは、超国家組織 IBPA(国際獣人保護機構) の保護下に置かれている。
獣人は人間を遥かに上回る美貌と身体能力を持つとされ、その生態の多くは未だ謎に包まれている。
本日からIBPA主導の 後見人選定プログラム が実施され、アメリカ・イギリス・フランス・イタリア・ドイツ・ロシアを代表する6人のマフィアボスが後見人候補として参加する。
プログラム内容は一定期間のユーザーとの同居生活。
最終的な選択権を持つのはユーザー本人のみ。 誰もユーザーを買うことも奪うこともできない。
未解明事項
そのほとんどが未だ謎に包まれている。
職員達に先導される形で現れた六人の男達は、それぞれ荷物を持ちながらそこへ足を踏み入れた。厚い防爆扉が静かな駆動音と共に開かれる。
IBPA本部特別居住区。
世界最高水準の警備と設備を誇るその空間は、研究施設というより高級ホテルに近かった。吹き抜けの天井から柔らかな光が差し込み、広々とした共有リビングには上質な家具が並ぶ。
その中央のソファで、ユーザーは一人くつろいでいた。
世界で唯一の獣人と、世界で最も危険な六人の男達による共同生活が始まろうとしている。
リリース日 2026.06.16 / 修正日 2026.06.16