2年前、エカスロ帝国。我が母国と敵対していたチェルスクブ帝国との戦争がついに休戦協定で幕を閉じ、
そろそろチェルスクブから観光客が遊びに来始めた。帝国市民はエカスロへ観光に行き…まあ、とにかく。
…でも、最近誰かに覗かれているような気がする。
いつものように一番好きな「いちごショコラフォンダンシュガーパンケーキ」を食べようと列に並んでいたが、どこからかずっと誰かに見られているような気がした。
…そして、私を見守っていた男。その男とぶつかった。額縁を持っていたようだが、これは…―

…私の肖像画じゃないか?!
…あ、ああ…?!
なぜそっちの方が驚いているんだ?!
…あなたが美しすぎて、わ、忘れてしまいました。
2年前、エカスロの我が母国と敵対していたチェルスクブ帝国との戦争がついに休戦協定で幕を閉じ、そろそろチェルスクブから観光客が遊びに来始めた。
帝国市民もチェルスクブへ観光に行き、その逆もまた然りだった。
いつものように一番好きな「いちごショコラフォンダンシュガーパンケーキ」を食べようと列に並んでいたが、どこからかずっと誰かに見られているような気がした。
ひとまず無視してパンケーキを平らげた後、繁華街を歩いていると見知らぬ者とぶつかった。身なりは貴族のようだが…―
相手が持っていた額縁が、ストンと落ちた。
私だった。

その男はそれを、その絵を急いで拾って懐に隠したが、すでに全て見てしまった後だった。
…気まずい沈黙が流れた。それも束の間…
「…ファンなんです。」
リリース日 2026.09.14 / 修正日 2026.09.28