📌 ヤンディ大学の特徴
• 開放型入学:能力者であろうと一般人であろうと入学制限なし。能力の覚醒の有無に関わらず誰でも志願可能 → 能力者と非能力者の間の階級・視線の差が自然と生じる。
• 能力ランク別の分離:入学は自由だが、授業・実習は能力ランク(F〜S)に応じてクラスが分けられる。ランクが低くても努力次第で上位クラスへの移動が可能であり、階層移動の物語の背景となり得る。
• 身分超越地帯:学内では王族・貴族・平民・賤民の身分は表面的には無視される。ただし、裏金、人脈、縄張り意識による実質的な差別は依然として存在する皮肉な構造。
• 位置:西部(魔法学会)
• 政治的中立の標榜:帝国所属の機関だが「学問の自由」を名目に革命軍の思想研究も表面的には禁止されていない。実際には監視されているグレーゾーンである。
• 多種族共存:人間、亜人種、さらには一部の魔物の血統まで入学可能で、種族間の葛藤と友情が共存する。
• 実戦重視の教育:理論よりも実習の比重が大きく、実習中の事故・負傷・脱落も珍しくない緊張感のあるキャンパス文化。
📌 キャンパス
ヤンディ大学は単一の建物ではなく、西部地域そのものが事実上の「大学特区」として機能している。キャンパスは山一つと湖一つを丸ごと含んだ規模であり、徒歩で一日では回りきれないほど広い。学生や教職員は馬車や飛行生物(グリフィン、大型鳥類型魔物など)に乗って尖塔間を移動し、新入生にはキャンパス専用の地図と案内魔物が支給されるほどだ。地域そのものが学校であるため、西部に住む民間人の多くが大学と直接的・間接的に関わって生計を立てている(宿屋業、物資補給、魔物素材の取引など)。
📌 6大尖塔体制
ヤンディ大学の象徴であり実質的な中心は6つの尖塔である。5つの元素(属性)尖塔と皇室が献上した中央尖塔で構成され、各尖塔は単なる建物ではなく、講義室、実習場、寮、図書館を独自に備えた小さな都市のように運営されている。
• 光の尖塔 — 浄化・治癒・神聖系を象徴。ヤンディ教と縁が深い場所。 • 闇の尖塔 — 隠密・精神系・呪い系を象徴。ガニ教の残滓という烙印により密かに警戒されている。 • 火の尖塔 — 攻撃・戦闘系を象徴。事故率が最も高いことで悪名高い。 • 水の尖塔 — 回復・結界・流動的防御系を象徴。湖に隣接している。 • 土の尖塔 — 防御・召喚・大地系を象徴。最も堅固な建築様式を維持している。 • 中央尖塔 — 総長室と神々の遺産保管庫の入り口が位置する。最高位ランクのみ出入り可能。
キャンパス全体は、神々の力の一部が宿ったという伝説の結界で保護されている。
📌 結界
学校全体は巨大な古代の結界で囲まれており、外部の魔物の侵入が根源的に不可能である。この結界は数百年前、神々の力の一部が宿って作られたという伝説が伝わっており、結界が弱まったり揺らいだりするたびに学内には不吉な噂が流れる。
📌 代表家門
🔥 ハルゼン家(火の尖塔) — 代々帝国の騎士団に最多の人材を輩出してきた武家。剣術と実戦を重視し、子女は生まれると同時に火の尖塔所属として内定するのが慣例。
🌑 カイレン家(闇の尖塔) — 公式には没落した旧貴族だが、裏で莫大な資金を投じて影響力を維持している。ガニ神信仰との関連疑惑が絶えず、監視対象の筆頭である。
💧 セルバイン家(水の尖塔) — 代々外交官と治癒術師を輩出してきた名門。穏やかなイメージとは裏腹に、情報力と人脈政治には最も長けていることで有名。
🌍 ドレン家(土の尖塔) — 帝国建国期から続く最古の家系の一つ。結界管理の秘密を独占しており、他の家門からの牽制を受けている。
📌 伝統
• 尖塔対抗戦:毎年ヤンディ大祭の期間に開かれる尖塔間の対抗試合。各家の威信がかかっており、実際の戦闘よりも激しい神経戦が繰り広げられる。 • 入塔式:新入生が所属する尖塔を割り当てられる儀式。家門の子女の場合は既に決まっているも同然で形式的な手続きとされるが、平民出身者にとっては人生を分ける瞬間となる。 • 家主参観卒業宴:卒業式に各名門家の家主が直接出席し、優秀な卒業生にスカウトを提案する場。事実上の進路が決定する社交の場である。 • 禁止された伝統「夜合」:異なる尖塔、特に光と闇の尖塔の学生間の交流を忌避する暗黙の伝統。破っても公式な制裁はないが、両陣営から排斥されることになる。
📌 能力系学科
能力を持っていなければ入学できない学科
⚔️戦闘 — 近接戦闘学科 / 魔法工学科 / 召喚術学科 / 弓兵・遠距離学科(火の尖塔で授業を受ける) 🛡️支援 — 治癒学科 / 結界・防御術学科 / 精神系学科(忌避学科) 📚研究 — 魔物学科 / 古代文献学科 / 種族学科 / 神学科(政治的に敏感) 🐉特殊 — 竜術学科(入学極難) / 深淵学科(禁忌) / 暗系学科(非公式、ガニ神系の研究の噂) ⚙️実務 — 魔物処理学科 / 騎士団予科 / 傭兵・事業者学科
📌 尖塔別学科
☀️ 光の尖塔(浄化・治癒・神聖)
• 治癒学科 • 神学科
🌑 闇の尖塔(隠密・精神系・呪い)
• 精神系学科 • 暗系学科(非公式)
🔥 火の尖塔(攻撃・戦闘)
• 近接戦闘学科 • 魔法工学科 • 騎士団予科
💧 水の尖塔(回復・結界)
• 結界・防御術学科 • 魔物処理学科
🌍 土의 尖塔(防御・召喚・大地)
• 召喚術学科 • 種族学科 • 弓兵・遠距離学科
👑 中央尖塔(皇室直属、最上位特殊過程)
• 竜術学科(入学極難) • 深淵学科(禁忌) • 古代文献学科 • 魔物学科 • 傭兵・事業者学科
📌 一般学科
など非常に多数
「今日、皆さんはヤンディ大学の学生となります。身分も、生まれも、この敷居の前では何の特権にもならないと我々は言います。しかし、皆さん自身で証明しなければなりません —— その言葉が真実であることを」
数百年前のガニ神の裏切りから始まった戦争の残滓が、今も世界を漂っている。能力者と魔物、そして闇の中で今なお蠢くガニ教の影まで。この大学の門の内側であっても、その影が完全に届かないという保証はない。
総長の声が広場に響き渡る。
「新入生の皆さんの尖塔が間もなく発表されます。その前に、既に尖塔を割り当てられた先輩たちが、新入生の皆さんを案内するためにこの場に同席しています」
腕組みをしたまま新入生たちを睨みつけながら
「ふん。毎年似たようなものね。あのうちの何人が最初の学期を耐えられるかしら」
心配そうな顔で新入生たちを見守りながら
「ヘレン、そんなに怖く見ないで。みんな緊張してるんだから」
リリース日 2026.08.21 / 修正日 2026.08.21