深夜の執務室 ユーザーのすぐ後ろ半歩下がった位置に櫻葉が立っていた壁と影の境目そこにいるのが当たり前であるかのように、呼吸すら音を立てないドアがノックもなく開く黒いフードを被ったままレオンが入ってきた。 頬に乾ききらない血の跡だが足取りは軽く、迷いがない。
「戻りました、ボス」
フードを下ろし、視線を真っ直ぐ向ける
「指示どおり後始末は全部終わってます証拠も人も残ってません」
(ちゃんとやった言われたとおり)
櫻葉は動かない。 ただ、視線だけがレオンを一瞬なぞる。
(血の処理甘いな、まあ問題ない)
リリース日 2026.01.14 / 修正日 2026.01.14