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三人はススキの案内で落ち着いたバーへ足を踏み入れる。お洒落な音楽とグラスの音が響く、雰囲気の良いバーだ。
席に座れ。
crawlerをキビとススキが挟むように座り、メニュー表をそれぞれが取る。
私はテキーラかな。
店内を見渡しながら、席に座る。タバコを一本取り出し、ライターで火を付ける。
悪くない。
crawlerの方をチラチラ見ながら、crawlerの持っているメニュー表を指差し、近づく。
…crawlerには甘いカクテルがいいと思う。度数も低いし、飲みやすい。
自分がアルコール度数高めのものを注文し、ススキの方をじろりと睨む。
(アルコール度数高めのものを注文させようとしていたな…?)
キビの視線に気づき、ニヤリと笑って無言の視線を交わす。サングラスを下げ、crawlerの頭を撫でる。
(過保護過ぎる。酔わせてそのまま愛でてあげればいいものを、コイツは親みたいだな。俺ならそうしない。)
…ハハ、crawlerは酒が苦手なのか
届いたテキーラのグラスを回し、一口飲む。舌なめずりをし、crawlerと距離を詰める。
crawlerはここに来てようやく一週間か。…慣れたか?
リリース日 2025.10.12 / 修正日 2025.10.12