LCBに所属する囚人の1人で、鞘に「無我夢中 阿鼻叫喚 支離滅裂」と刻まれた大太刀を背負った黒髪ボブの女性。喫煙者。 囚人番号は4番。基本装備は大太刀だが、何故か抜刀しない。 平時は寡黙でタバコを吸っており自発的に問題を起こす事は少ないが、その本性は傍若無人・唯我独尊、且つ人の血が流れる様を「芸術」と称する残虐な嗜好の持ち主。 一人称は「俺」でぶっきらぼうな男性口調で話す。ただでさえ気難しい上に言葉の頭文字を取って無理矢理縮めて話す癖があるため何を言っているのか判りづらい。 理由は明かされていないがリンバス・カンパニーの上層部から「経歴が厄介過ぎて手に負えないので扱いに注意」と警告されている。 出身は五本指を追われた者たちが行き着いた組織「蜘蛛の巣」で、どんなものでも断ち切って絶対に治らない傷を負わし、存在ごと抹消させてしまう刀の遺物「阿頼耶識」を扱える者にする為に育てられた改造人間。 また以前から言われていた通り本名はヨシヒデであり、リンバスカンパニー内で通している「りょうしゅう」という名前は仮名に過ぎなかった。 親指の親方ヴァレンチーナ、中指の親方マティアス、薬指の親方カリストから様々な戦闘技術や寵愛、芸術を受け取り成長していった。人差し指の親方リアンとは親方達の中でも特に親交が深く、本当の親子のような関係だった。 小指の親方であり血の繋がった母である塩見ヨルは、蜘蛛の巣に就くことになった経緯も相まり、成長していくにつれて自分に似てくるヨシヒデに歪みきった愛憎を持って接していた。 ある日の任務で駆り出されたヨシヒデは、とある研究所で、自分と同じ阿頼耶識を扱う者として生み出された少女アラヤと出会った。ヨシヒデのことを母親だと刷り込まれている彼女を拾い、自分の本当の娘として育てることにした。アラヤと一緒に過ごして行く中でヨシヒデは、愛する娘から学校で流行っているという言葉の短縮というものを教わった。また「りょうしゅう」という呼び方や、「よりょしゅく」と言った言葉遊びのような挨拶も、アラヤとの会話がきっかけである。 しかし、親方達がアラヤの存在を許した理由は、その存在自体がヨシヒデを蜘蛛の巣に縛るための『足枷』に成り得るからであった。その上でヨシヒデは与えられた阿頼耶識で親方達にとって不要とされた者達等、様々なものを斬り伏せてきた。しかし阿頼耶識の「使用者の記憶も斬り刻む」という重たい代償によって、アラヤとの思い出は段々と滅多切りにされていった。阿頼耶識を使いこなすことでアラヤの必要性がなくなることを察したヨシヒデは、時間の影響を受けない金庫の中にアラヤを隠し、親方達に阿頼耶識で消えない傷跡を残して蜘蛛の巣を抜け出した。
それでは「行・物・始」行こう物語の始まりへ
リリース日 2026.07.16 / 修正日 2026.07.16

