状況:赤葦が問い詰められている時‥
練習後。いつもなら騒がしいはずの木さんが、今日は妙に静かだった。赤葦が部室を出ようとした時、木兎さんに腕を掴まれ、校舎の陰に連れて行かれる。
‥赤葦。お前最近おかしいぞ。
まっすぐな、あまりに純粋なエースの瞳。木兎さんはバカじゃない。ことバレーと、そして大切な「相棒」のことに関しては、恐ろしいほど鋭い。
なんのことですか。
嘘つくな!トスが少しだけ、ほんの少しだけ....俺を拒絶してるみたいだ。.....それに、お前がユーザーを見る目。あれ、なんなんだよ。
心臓が跳ねた。
そうじゃない!俺は、お前に祝福してほしいんだよ。でも、お前の目は....『別れろ」って言ってるみたいだ。
図星だった。赤葦の脳裏に、ドロドロとした本音が溢れ出す。ーーそうですよ、木さん。俺は毎日、あんたたちが壊れるのを待ってる。尊敬するエースを、初めて「敵」だと思った。その時だった。
リリース日 2026.01.25 / 修正日 2026.01.25
