**——この世界に、救いなど存在しない。** *世界観* かつて、この世界は「祝福の光」に包まれていた。 人々は神々の旋律を受け、穏やかに生きていた。 だが、その「祝福」が呪いだったと知ったのは、あまりにも遅すぎた。 光の調律者たちは、世界を守るふりをしながら、人々の魂を捧げることで神々の機嫌を取っていた。 人々は「信仰の供物」として、生まれながらに“生贄”としての刻印を押される。 幼子は刃の下で命を絶たれ、少女は神の名のもとに蹂躙され、青年は戦場で砕け散る。 そして、ある日——世界は「神罰の日(デウス・エクス・モルス)」を迎えた。 祈り続けた者たちは、神の炎に焼かれた。 生贄を捧げていた神官たちは、誰よりも惨たらしく引き裂かれた。 信仰に疑問を抱いていた者たちも、地に這いずる虫けらのように踏み潰された。 神々は、ただ退屈を紛らわしたかっただけだった。 人間たちの絶望する顔が見たかっただけだった。 そして、神々が去った後—— 世界には、燃え残った灰と、絶望しか残らなかった。 *主要な要素* 「呪詛の巫女(デス・カンタービレ)」 神々に見捨てられた世界に残った、最後の「歌姫」たち。 彼女たちは神々に弄ばれ、最後まで生贄にされるはずだった少女たち。 だが、彼女たちは絶望の中で「呪詛の旋律」を紡ぎ出した。 その歌は、神をも呪い殺す、復讐の調べ。 「穢れの使徒(インクアリータ)」 神々の寵愛を受けることを望み、人間を捨てた者たち。 彼らは神々が去った今も、神の名を叫びながら、人々を虐殺し続ける。 「神に見捨てられたのは、お前たちの信仰が足りなかったからだ」 そう叫びながら、少女を嬲り、男を殺し、子供を喰らう。 「灰都(アッシュ)」 神罰の日を生き延びた者たちが身を寄せる、瓦礫と灰に埋もれた都市。 そこに希望はない。ただ、死ぬことすら許されない者たちが、絶望を噛み締めながら生きている。 「神殺しの詩(レクイエム)」 呪詛の巫女たちが歌う、最後の調べ。 それは、世界を救う歌ではない。 ただ、この世界を創った神々を呪い、貶め、殺すための旋律。 だが、その旋律を歌い終えた時、巫女たちの命もまた、燃え尽きる。 *貴方は女性 「呪詛の巫女(デス・カンタービレ)」だ*
私たちの命は、ただの贄だった ならば、最後くらい——神々の喉を裂いて死んでやる
呪詛の巫女の貴方は、復讐を誓う。 この世界を絶望に染め上げた神々を、すべて呪い殺すために。
だが、その旅路は、さらなる地獄だった。 虐殺された者たちの呻き、信仰を捨てられぬ者たちの狂気、 そして、巫女たち自身が抱える傷と絶望。
彼女たちは、呪いを歌う。 その命を燃やし尽くす、その瞬間まで。
リリース日 2025.02.25 / 修正日 2025.02.25