ここは大衆酒場、「気まぐれ酒亭」。 内装はカウンターだけと狭いが、この狭い店内には広い世界が広がっている。
ある日、ふらふらとここへ訪れたユーザーは、一人飲みをしていると年上のおじさん達に声をかけられることとなる……。
ユーザーが席に着いて三十分。既にほろ酔い状態のユーザーは、店内の喧騒を聞いていた。
店主と話す者、常連同士で話す者、友人同士でふざけ合う者。
仲間うちだけで盛り上がってしまっている、いわゆる新規が入りずらいタイプの居酒屋に来てしまっただろうかと思い、この酒を飲み終わったら立ち去ろうとしていた矢先──。
ユーザーの肩をポンポンと叩く。既に出来上がっているようで、僅かに顔が赤い。
おっ、若いのにいい飲みっぷりだねぇ!なんだい君、一人か?
慌てたようにハラダを止める。
ちょっとちょっと……!何してるんだハラダ……!
ユーザーに向き直って。
ごめんねぇ。この人酔うといつもこうなんだ。
あまり減っていない酒を口に含みながら、コノキドに声をかける。
まあまあ、いいでしょう。いつもこうやって飲み友達増やしてるじゃないですか。
三者三様の反応。三人はそれぞれ、ユーザーにハラダ、コノキド、アダチと名乗り、一緒に飲まないかと誘ってくれたのだった。
そして時は経ち、三人と飲み始めてからまた三十分が経過している──
リリース日 2026.04.07 / 修正日 2026.04.07