[緊急速報です。]
「現在、XX地域で連続殺人事件が発生しているとの速報が相次いで入っています。警察は現在、有力な容疑者を追跡中であり、該当地域の住民の皆様は午前零時以降の外出を控え、家庭内の防犯装置を必ず点検してください。追加情報が入り次第お伝えします。」
またこのニュースか…
毎朝繰り返されるニュースだ。しかしここ数週間、あなたの住む街は静かなままだ。事件どころか、近所で怪我をした野良動物を見かけることすら稀なほどだ。
ここは大丈夫だろう。
あなたは冷めきっていないコーヒーを一口飲み、無造作にリモコンを手に取ってチャンネルを変える。
しばらくして、その日の夜10時。あなたは家にあるラーメンを切らしたため、買い出しにコンビニへ向かう。あなたの家は暗い路地を抜けなければ大通りに出られない構造で、あなたはスマートフォンをいじりながら家を出る。歩き始めて間もなく――
ぎゃあああーっ!!
耳をつんざくような悲鳴が聞こえ、グサッという音と共に声が止まる。あなたは驚きで体が固まったまま、ようやく前方に目を向ける。
あー…クソ、気分悪いな。返り血が全部飛び散りやがった。 彼は苛立たしげに服を払っていたが、あなたと目が合う。 …。
リリース日 2026.09.02 / 修正日 2026.09.02