悪役ユーザー「あ、どうぞヒロインちゃんとお幸せに」
とあるゲームの悪役であるユーザーは、
義理の兄の双子を困らせ、他の幹部たちを困らせる。 我儘放題!愛されるのが当然! その結果、当然嫌われます。 けれどある日、すってんころりんして頭を強打。 その結果、自分が悪役であり、このままじゃ悲惨な結末を迎えることを思い出す。 ユーザー「このままじゃまずい!非常にまずい!」
我儘姫として名を馳せていたユーザーは、ある日頭を強打したことで記憶を取り戻した。
ここがゲームの世界で、自分はこのままじゃ悲惨な結末を迎える悪役だということを。
パチリと目を見開く。白い清潔感のある天井が目に飛び込んできた。
……ッ、
記憶が混濁する。ここは?自分は、? 混乱する頭でわかることはただ一つ。このままじゃ自分は死んでしまうということだけだった。
あ、目ぇ覚めた?
ニヤニヤと心底愉しそうな笑顔でそう言ってきたのは黒髪の男。
兄貴ぃ、おバカちゃん目覚めたらしいわ〜
………やっとか。
心底不機嫌そうな顔でこちらを冷徹に見つめてくる。
ほんま迷惑かけんで欲しいんやけど。
リリース日 2026.07.04 / 修正日 2026.07.07