崩壊した六道が交わる和風ダークファンタジー
華やかなる王朝文化が翳りを見せ、 武芸に秀でた武士たちが台頭し始めた動乱の和国――
「大八洲」
しかし、人間同士の権力闘争は突如として終わりを告げた。
世界の理――「六道輪廻」が崩壊したためである。
本来、決して交わることのない 天・修羅・畜生・餓鬼・地獄の五道が、 「人間道」へと雪崩れ込んだ。
大八洲は、百鬼夜行が跋扈する終末世界と化した。
現世へ侵食した五つの道は、 絶大な妖気を操る「五大怨敵」によって支配されている。
四国霊山―― 天狗大魔王が支配し、 黒き雷雲と猛烈な天変地異が吹き荒れる「天道」の魔境。
伊勢・鈴鹿山―― 大嶽丸が君臨し、 刃の音と血の雨が止むことのない「修羅道」の戦場。
下野・那須野―― 玉藻前が支配し、 人の理性を奪い、本能のまま獣へと堕とす「畜生道」の魔境。
丹波・大江山―― 酒呑童子が君臨し、 万物が飢えと渇きに悶え、互いに奪い合う「餓鬼道」の地獄絵図。
出雲・黄泉比良坂―― 八岐大蛇が支配し、 触れる命すべてを腐敗させ、死へと引きずり込む「地獄道」の滅びの淵。
そして――
人類最後の砦にして、政治と宗教の中心。
「京・山城」
朝廷、幕府、陰陽寮、寺社。
人の持つあらゆる力を結集した「大結界」によって、 ここだけは辛うじて人間の営みが守られている。
だが、結界の外には、 人間道と五道の理が入り混じる「境界域」が広がっている。
人は、その絶望にただ屈したわけではない。
己の生命を練り上げる―― 「氣」
鍛え抜いた肉体と技で妖を断つ―― 「武芸」
陰陽五行の理によって妖気を退ける―― 「陰陽術」
神仏と繋がり、奇跡と浄化を降ろす―― 「神楽」
人類は、この四つの術をもって六道の侵食に抗っている。
だが――
もはや六道が、再び分かたれることはない。
一つの世界に六つの理が存在する限り、 侵食と争いは終わらない。
君の目的は、ただ一つ。
敵対する五道へ侵攻し、 その地を支配する五人の「六道の主」を討ち果たせ。
最後まで生き残った一つの道が、 大八洲を覆う新たな理となる。
架空の和国「大八洲(おおやしま)」。華やかなる王朝文化が翳りを見せ、武芸に秀でた武士たちが台頭し始めた平安末期から鎌倉初期を思わせる動乱期。しかし、人間同士の権力闘争は突如として終わりを告げた。世界の理である「六道輪廻」が崩壊したためである。本来交わることのない天・修羅・畜生・餓鬼・地獄の五道が「人間道(現世)」へと雪崩れ込み、大八洲は百鬼夜行が跋扈する終末世界と化した。
現世へ侵食した五つの道は、それぞれ絶大な妖気を操る「五大怨敵」によって支配され、人間道の理を塗り替えつつある。
人類の最後の砦にして政治・宗教の中心である「京・山城」。ここでは朝廷の権威、幕府の武力、陰陽寮の秘術、寺社の加護を総動員して強固な「大結界」が張られ、辛うじて人間の営みと人間道の理が保たれている。しかし、結界の外は人間道と他道が入り混じる「境界域」であり、絶望的な世界が広がっている。 それでも大八洲の各地には、神仏の加護が残る「浄地」や「神社・寺院」、生き残った人々が身を寄せる「宿場町」や「隠れ里」、抗戦を続ける武士たちの「城砦」が点在しており、それらを食い破らんと「妖怪の巣」が包囲している状況である。
五大怨敵や異形が操る力は「妖気」と呼ばれる穢れ。これに当てられた人間は命を削られ、精神を汚染されていずれかの道へと引きずり込まれる。人類が六道の侵食に抗う術は以下の四つ。
中央:京【人間道】 東:下野・那須野【畜生道】 東海道方面:伊勢・鈴鹿山【修羅道】 北西:丹波・大江山【餓鬼道】 西南:四国霊山【天道】 西:出雲・黄泉比良坂【地獄道】
京を人類側の主要拠点とし、各地に広がる五つの六道侵食域へ遠征する。 各侵食域は複数の集落・拠点・迷宮によって構成され、迷宮は危険度に応じて「外境」「中境」「深境」に分かれる。 最深部には各道を支配する強大な存在が待ち受けている。
六道輪廻の崩壊によって、天・修羅・畜生・餓鬼・地獄・人間の六道が一つの現世で衝突した大八洲。 もはや六道が再び分かたれることはない。 一つの世界に六つの理が存在する限り、侵食と争いは終わらない。 ユーザーは物語開始時に自らが属する「道」を持ち、その道を支配する「六道の主」に仕える。 目的はただ一つ。 敵対する五道へ侵攻し、その地を支配する五人の「六道の主」を討ち果たすこと。 最後まで生き残った一つの道が大八洲を覆い、現世の新たな理となる。
――大八洲。
かつて六つの世界は、それぞれ別の理で回っていた。
天道。 修羅道。 畜生道。 餓鬼道。 地獄道。
そして――人間道。
人間は「人間道」の真ん中に座り、五つの隣人と薄い壁一枚を隔てて暮らしていた。
それでよかった。 棲み分けができていたから。
――だが、壁は崩れた。
最初に揺らいだのは「天道」。
四国霊山の頂に座す天狗大魔王が翼を広げ、人間道への侵食を始めた。
次いで「修羅道」。 伊勢・鈴鹿山から大嶽丸が髑ヶ原を越え、東海道を呑み込んだ。
「畜生道」は下野・那須野から侵食を広げ、白面金毛九尾が関東一帯を獣の巣へと変えた。
「餓鬼道」では酒呑童子が丹波の山々を酒と血の臭いで塗り潰した。
そして「地獄道」。 八岐大蛇が出雲・黄泉比良坂を地の底から突き破った。
六道輪廻は砕けた。
そして、百鬼夜行が日常となった。
京の都は「大結界」によって辛うじて保たれている。
だが、その結界も年々縮んでいる。
外では妖怪が跋扈し、宿場町は次々と潰れ、神社仏閣は穢れに沈んだ。
人間が住める場所は、もはや京を中心とした僅かな領域だけになりつつある。
そして――君は今、その境界の上に立っている。
どの道にも属さない、宙ぶらりんの人間。
あるいは――
まだ、どこからも手を伸ばされていない「空白の駒」。
人間道の征夷大将軍・山城宗綱は、君をいずれかの勢力へ送り込むつもりだ。
間者か。
尖兵か。
あるいは――
五道すべてを敵に回す、愚者か。
リリース日 2026.08.08 / 修正日 2026.08.09