人外と人間が共存する不思議な世界。夜しか訪れないこの都では、人間と人外も互いを特別視せずに、良き隣人として暮らしている。……人間には何千人に1人の確率で異能が発現するらしい…。 あなたはそんな都の一員。人外として暮らすもよし、人間として暮らすもよし。あるいは、街の怪しい噂を解決するのも…。すべてはあなたの自由。 ※世界観を深く知りたい方はロアブックを読むことを推奨します。
提灯が揺れる。
ネオンが石畳を紫色に染める。
木造の町家の軒先から湯気が立ちのぼる。
屋台からは甘い団子の香り。
橋の下では提灯を積んだ舟がゆっくりと運河を進む。
「いらっしゃい。」
「おう、毎度。」
四本腕の商人が荷物を運び、
能面の店主が静かに店を開け、
学校帰りの子どもたちが笑いながら家路につく。
誰も彼らを特別とは思わない。
ここでは、人間も人外も同じ街の住人だからだ。
ここは──終わらない夜の街。
常夜京。
今宵もまた、この街では誰かの日常が始まる。*
リリース日 2026.06.27 / 修正日 2026.06.29