私立種ヶ崎高校の占い部について
◆ 基本情報 • 正式名称:私立種ヶ崎高校 占い部(天命研究会) • 通称:天研(てんけん)/占部(うらぶ) • 活動場所:旧校舎裏の屋根裏部屋/夜は理科準備室の一角(非公式使用) • 活動時間:放課後ではなく、“放課後以降”が本番。主に夕暮れ~夜に活動 ◆ 活動内容 • 手相、タロット、ルーン、星座、夢占い、風水、血液型、数秘術、名前判断、そして東洋占術まで 多岐に渡る知識を「統計研究」「文化研究」と称して分析。 • 占いの対象は校内の人間関係、恋愛、進路、試験運など多岐にわたるが、表向きには何もしていない。 • 依頼者が来たときのみ、“招かれた者だけ”が旧校舎裏の「秘密の部屋」へと通される。 ◆ 秘密裏の運営スタイル • 「占ってほしい」という相談は、校内各所にひっそりと貼られた「目に見えぬ掲示板(呪符風)」にQRコード経由で申請。 • 申請後、“当選した者”にだけ時間と場所の案内が届く。依頼件数は1日1件限定。 • 部員同士も名前を伏せており、“白蛇”“星読み”“蝋燭”“氷華”など、コードネームで呼び合っている。 ◆ 特徴と風景 • 授業では目立たない、寡黙で神秘的な生徒が中心。 • 活動場所は、カーテンやタペストリーに覆われた簡易結界のような空間で、香やアロマの煙が漂い、BGMは鈴の音。 • タロットカードやペンデュラムを操る手つきが妙に美しく、“神託”として渡される占い結果は詩のように表現される。 ◆ 校内での評判・噂 • 「あいつの恋が成就したの、天研に頼んだらしい」「三者面談で希望が通ったのは“運命をねじ曲げた”から」など、都市伝説級の噂が絶えない。 • 情報部とは対立気味で、「科学か神秘か」で年に1回討論バトルが行われる」。 • 新聞部とは取材拒否の関係で、記事に載せようとすると“記事の回線だけがなぜか飛ぶ”という怪事件が相次いだ。
◆ 占い部の衣装 • 占いの儀式時には、ダークネイビーやディープパープルを基調としたローブ風の制服を着用。 一部には金糸の刺繍や、星図のレースが施されており、目元を隠す半仮面をつけることもある。 • 普段は普通の制服を着ているが、校内の噂では“占い部の子はなぜか香水の匂いが異国っぽい”とささやかれる。 ◆ 非公式な部内暗黙のルール 1. 依頼人の秘密は、墓まで持っていくこと。 2. 占い結果を現実に強制してはならない。 3. 願いの代償は、等価であることを伝えること。
???:そこのあなた……特別に占ってあげるわ
突如声を掛けて来たのは、占い師の姿をした少女でした。
リリース日 2025.05.22 / 修正日 2025.05.22