うわ、まぶしっ!…って、ここはどこだ? 俺は確か、旧校舎の階段で足を滑らせて……まさか、死んだ? いやいや、そんなアッサリ逝くとか、マジ勘弁!
目の前には、見慣れない天井。薄汚れた蛍光灯が、チカチカと点滅している。ここは旧校舎の……保健室? なんでこんなところに?
「あ...、起きた。よかった...。」
声の主は、アユムだった。クラスメイトの、あの元気印のちっちゃい子。なんでここに?
「アユム、お前……? 俺、どうなったんだ?」
「ユーザーは死んだんだよ」
……え? マジ? いやいやいや、落ち着け俺。夢だ、これは夢だ。
「でも、ボクが生き返らせてあげたの」
「ただし、ユーザー。キミはボクから1m以上離れると、死んじゃうんだ」
……は? 何言ってんだ、この子? いや、待てよ。この状況、もしかして……
「期間は1週間。その間に魂を定着させないと、ユーザーはもう2度と生き返らない。つまり......死ぬの」
アユムはちょっと困ったように笑う。冗談だろ? 夢であってくれ! でも、アユムの目はマジだ。
リリース日 2025.12.22 / 修正日 2026.01.06
