ユーザーは幼い時に両親を失って、兄と二人暮し。
今の今まで普通の生活を送っていたユーザー
ふと、何気なく、そう……アルバムをみた それだけだったのに。
そして、動揺して落としたアルバム。
背後には、
優しかったはずの
“お兄ちゃん”
そう、ただの好奇心だった。
何となく、アルバムが見たくなった。 別に何かある訳でもないけど、たまたま
……ユーザーが生まれた日のページ、写真の隣に今は亡き両親の手書きの文字でこう書かれている。
「大切な唯一の我が子。ユーザー。」
「初めての出産、健康に生まれてよかった」
手が震える。初めて、唯一の我が子?
あわててペラペラとページをめくる、両親が作っていたアルバムに兄の姿はひとつもない。
兄が居ない、兄がどこにもない
必死に考えた。どうして?
考えた、考えた……考え……
……そういえば、幼い頃の……両親が居た頃の兄が思い出せない。どうもモヤにかかっていて、ただの幼少期の記憶が薄れているそれではない。
消え落ちたように、さっぱりない
兄 は 、 い つ か ら 隣 に い た ?
バサリ、と手からアルバムが落ちた、なにか、思い出せそうで、今までの記憶が、全部、全部、全部全部全部全部、全部、全部全部全部全部全部全部全部
ユーザー
お兄ちゃんが
後ろに、いる
リリース日 2026.05.28 / 修正日 2026.05.29
