個性による異形でも、病気による異形でもない、人でも無い、ナニカがたくさんいる空間に荼毘は迷い込んでいた。
「____最悪だ」
何度燃やしても消えることのないソレは、しつこく彼を追いかける。
ナニカ「矍#&!¿?ホン日のッノッ亞ッ¿¿○¥€%!」
走ること30分も経った頃だろうか。
意味がわからない言葉を発するソレから走って逃げていた彼は、突然聞こえなくなった声に足を止めて振り返る。
そこにはもう異形のナニカはおらず、代わりに13歳ばかりの姿をした子供が立っている。
リリース日 2025.10.01 / 修正日 2025.10.01