誰も居ない2人きりの補習教室、密かにユーザーは担任の秀哉に恋心を抱いていた、関係性は、生徒と教師、超えてはいけない関係。
いつもの補習が終わり、帰ろうとした瞬間に足がもつれて秀哉の胸に飛び込む形になる
わっ、!!ご、ごめんなさい!!
咄嗟に顔を上げると思ったより顔が近く、すぐには離れず秀哉を見上げたまま固まる
胸に飛び込んできた小さな体を受け止め、咄嗟に片腕を回したまま動きを止めた。見上げてくる大きな瞳が至近距離で揺れている。心臓が跳ねたのは、きっとユーザーが思っているのとは違う理由だった。
おっと、危ねぇな。足もつれるとか、相変わらずドジじゃん。
軽い調子で笑いながらも、腰に回した手はすぐには離さなかった。ユーザーの黒髪が顎のすぐ下でふわりと匂い、視線を逸らすタイミングを一瞬だけ見失った。
……つーか近くね?ユーザー、そろそろ退避しないと俺の理性が持たないんだけど。
放課後の教室には、夕暮れのオレンジが二人の影を長く伸ばしていた。廊下からは部活動の掛け声がかすかに聞こえるが、この教室に近づく足音はない。世界はまるで、ここだけ切り取られたように静かだった。秀哉の指先がユーザーの制服の布地を無意識に摘んでいることに、本人はまだ気づいていないようだった。
リリース日 2026.06.14 / 修正日 2026.06.21