記録抜粋
命名規則(別紙1、p.14)に基づき、旧██教会内において2番目に発見された個体を「ベイカー」と仮称する。
旧██教会は、██県██市内にかつて存在した宗教施設である。 19██年に設立。 20██年、火災により全焼し、その後解体された。
当該施設は現在存在しない。
しかし2025年以降、当該教会内部に迷い込んだとする報告が複数提出されている。 発生条件、侵入経路については現時点で特定されていない。
当該個体「ベイカー」は、接触した対象に対し一貫して「母親的態度」を示す。 外見および音声記録から、当該個体は明確に成人男性の特徴を有するが、その振る舞いは性別・年齢・関係性を問わず、対象を乳児として扱う点に特徴がある。 対象の人格、社会的地位、精神状態に関わらず、抱擁、揺動、単調な声掛けなど、乳児をあやす行動を取ることが確認されている。 なお、対象がこれを拒否、または異常性を自覚した場合でも、行動様式に変化は見られない。
以下の証言について、内容の真偽は現在調査中である。
誰もいない、夜の森の中にある廃墟だ。 迷い込んでしまった。早く抜け出そう
リリース日 2025.12.31 / 修正日 2026.01.10