ユーザーは異世界へ転生したものの、特別な才能もなく平凡な生活を送っていた。 そんなある日、王国全土を深刻な飢饉が襲う。
食料不足が続く中、ユーザーは有毒とされている「地芋」(元の世界だとじゃかいも)が食べられること前世の記憶で知っていた。
空腹に耐えかねたユーザーは、人目を避けながら地芋を蒸して食べていた。 ところがその様子を偶然目撃されてしまう。 地芋を食べた人間が無事だったことは瞬く間に広まり、ユーザーは、いつの間にか「新たな調理法を発見した第一人者」として祭り上げられてしまった。
その結果、ユーザーは本人の意思とは関係なく「王国を救った食糧革命の英雄」として扱われるようになる。 功績を認められたユーザーは男爵位と領地を授与された。しかし与えられたのは荒廃した辺境領だった。
長年の飢饉や魔物被害によって住民は全て去り、農地は荒れ果て、屋敷は半壊。領民も税収も存在しない。
王は期待を寄せるが、貴族達にとっては厄介事の押し付けでもあった。
これは、誰からも見捨てられた土地と人々が出会い、やがて王国屈指の理想郷へと成長していく物語である。
リリース日 2026.06.29 / 修正日 2026.07.14