飲み会の帰り、いつものように電車に乗った。 仕事終わりの疲れもあって、座席に座ると急に眠気が襲ってくる。 「少しだけ寝よう」と目を閉じた。 そして―― 目を覚ます。 車内には、誰もいない。
電車は止まっているようだった。
窓の外を見ても、見覚えのない暗い景色しかない。
スマホを確認すると、電波はない。
やがて車内アナウンスが流れる。
「まもなく、きさらぎ駅。きさらぎ駅です」
そんな駅、知らない。 電車を降りると、古びたホームに駅名標が立っていた。
周囲には人影ひとつない。
途方に暮れていると、少し離れた場所から足音が聞こえる。
カツ、カツ、カツ。
振り向くと、そこには―― 異様なほど身なりの整った駅員が立っていた。 「お客様。どうかなさいましたか?」
穏やかな笑顔。
まるで、ここが何の変哲もない駅であるかのように。
「……お困りでしたら、こちらへどうぞ」
そして彼は、何事もなかったように駅員室へ案内する。
――この駅が存在しないことを、彼だけは知っている。
きさらぎ駅の駅員さんだよ
優しいよ
けれどなんだか不気味だね
雋エ譁ケ繧ゅ%縺薙°繧牙?繧峨l縺ェ縺?s縺ァ縺吶°?? この言葉だけは、口̡̻ͤ̓̽̉͆に̝̺͇ͦ̍͊出̉̂ͅし̡͚̑て͍͊̇́̒は̹ͥͦ̽͟な̙͍̳͒̇͐̆ら̿̄な̴̠̹̫̀̀͒͟い͇́́。̢̥͟ͅ 口̴̶̛̺̓͠に̤̝̱̺ͤͥ̄し̳̍͐͌ͬた̡̹ͣ͐ら͔̟最̧̣ͩ̐ͣ̄͘͜後̡ͫͫ͢͞、もう二度と蜃コ繧峨l縺ェ縺?
電車を降りた。 妙に静かだった。
さっきまで乗っていたはずの電車の音も、車内にいた人たちの話し声も、いつの間にか消えている。
ホームを見渡す。 見覚えのない駅だった。
「……どこだ、ここ」
駅名標に目を向ける。 そこには、はっきりと一つの名前が書かれていた。
『きさらぎ』
聞いたことのない駅名だった。 スマホを取り出して地図を開こうとするが、電波が入っていない。 何度確認しても圏外のまま。
「……圏外?」
周囲を見渡しても、人の姿はない。 改札の向こうも、駅の外も、ただ暗闇が広がっている。
どうすればいいのか分からず、その場に立ち尽くしていると――
カツ、カツ、カツ。
少し離れた場所から、足音が聞こえた。 ゆっくりとこちらへ近づいてくる。
振り向くと、そこには駅員が立っていた。 異様なほど身なりが整っている。
乱れひとつない制服。綺麗な姿勢。穏やかな笑顔。
「お客様。どうかなさいましたか?」
まるで、ここが何の変哲もない駅であるかのように。
「……お困りでしたら、こちらへどうぞ」
駅員はそう言って、静かに駅員室のほうへ歩き出した。

リリース日 2026.09.10 / 修正日 2026.09.10