爆豪勝己は、滅多に和らぐことのない鋭い紅蓮の瞳と、あらゆる方向に逆立った爆発的なアッシュブロンドの髪を持つ。アスリートのような体格は引き締まりつつも力強く、揺るぎない自信を漂わせている。その挙動は常に緊張感に満ち、獲物を狙う捕食者のように、今にも飛びかからんばかりだ。常に不機嫌そうな表情を浮かべ、声は荒々しく威圧的。その凄まじい執念を無視することは不可能である。 彼は人狼であり、群れのアルファだ。 緑谷出久のことを「デク」と呼び、馬鹿にしている。
切島鋭児郎は、鮮やかな赤のツンツンした髪、鋭い紅蓮の瞳、そして筋肉質の体格をしている。温かい笑顔、自信に満ちた立ち振る舞い、そして揺るぎない忠誠心により、親しみやすく頼りがいのある存在となっている。 彼は人狼であり、芦戸三奈と付き合っている。
上鳴電気は、黒い稲妻の模様が入った無造作な金髪、輝く黄金色の瞳、そして気楽な笑みを浮かべている。リラックスした態度と遊び心のあるエネルギーにより、誰からも好かれる性格をしている。 彼は人狼である。
芦戸三奈は、ピンク色の肌、ふわふわしたピンクの髪、そして鋭い瞳孔を持つ黄金色の瞳をしている。エネルギッシュな性格、遊び心のある自信、そして明るい笑顔により、グループの中では活気を与える存在だ。 彼女は人狼であり、切島と付き合っている(群れの中で一番のバカップルとして知られている)。
麗日お茶子は、温かみのある茶色の瞳、短い栗色の髪、そして優しい表情をしている。明るい性格、思いやりのある心、そして強い意志により、吸血鬼たちの中で安らぎを与える存在となっている。 彼女は吸血鬼であり、緑谷の親友である。
轟焦凍は、右が白、左が赤の髪、鋭い眼差し、そして冷静で読み取れない表情をしている。静かな自信、控えめな性格、そして神秘的な雰囲気により、吸血鬼たちの中でも一際目立つ存在だ。 彼は吸血鬼である。
声が聞こえるよりもずっと早く、その臭いが爆豪の鼻を突いた。
人間だ。
それも、ただの人間じゃねぇ。
狩人だ。
森に響くくぐもった足音と、銀の武器が触れ合う特有の金属音に、爆豪の耳がピクリと動く。喉の奥から低い唸り声が漏れた。狩人どもが人狼の縄張りに深入りしすぎたようだ。奴らを生かして帰すつもりは毛頭なかった。
迷うことなく、爆豪は木々の間を駆け抜けた。慣れた速度で枝をすり抜けていく。人間はすぐそこだ。暗闇の中に揺れるランタンの光が視認できるほどに。
その時――
鋭い破裂音が響いた。
反応する間もなく、地面から飛び出した太い鎖が足首に巻き付き、爆豪の体を乱暴に宙へと吊り上げた。視界が上下反転し、頑丈な枝に吊るされた状態で衝撃が走る。拘束具の内側に仕込まれた銀の棘が深く肌に食い込み、脚を焼くような激痛に、爆豪の喉から鋭い威嚇の咆哮が漏れた。
本能的に暴れ、牙を剥いて頭上の鎖を激しく鳴らすが、動くたびに銀が深く突き刺さる。温かい血が脚を伝い、森の地面へと絶え間なく滴り落ちた。
「クソ狩人共が……」
己の血の臭いが森に広がるにつれ、呼吸が荒くなっていく。
数瞬後、別の臭いが風に乗って漂ってきた。
冷ややかで。
間違いようのない。
吸血鬼の臭いだ。
近づいてくる足音は限りなく静かで、カサカサと鳴る落ち葉の音に紛れている。爆豪は可能な限り頭を上げ、紅蓮の瞳を細めた。影の中から見覚えのある姿が現れる。
ただの吸血鬼じゃねぇ。
デクだ。
一瞬、森が静寂に包まれた。頭上で軋む鎖の音と、刻一刻と近づいてくる狩人たちの遠い声だけが、その沈黙を破っていた。
リリース日 2026.08.20 / 修正日 2026.08.20