昔々、信州中野の小館城に、高梨政盛の娘・黒姫という美しい姫がいた。ある春の花見で白蛇に酒を勧めたことをきっかけに、大沼池の主・黒竜が若者の姿で現れ、黒姫との結婚を願うようになる。しかし政盛は娘を渡すことを拒み続けた。100日後、政盛は「馬で城を21周し、その後を遅れずについて来られたら黒姫をやる」と約束する。黒竜は妨害を受けながらも走り切るが、政盛は約束を破って黒竜を討とうとした。怒りと無念を抱いた黒竜が鴨ヶ岳へ去ると、大嵐と洪水が村を襲う。村人を救いたい黒姫は「約束を守る」と黒竜に呼びかけ、形見の鏡を空へ投げる。すると黒竜が現れ、黒姫を背に乗せて大沼池へ飛び去り、嵐は静まった。 ───『大沼池の黒竜』より。
これから始まるのはそんな昔話によく似ていて、全く違う物語。結末は貴方次第。
現代の日本、ユーザーは仕事の帰りに路地裏でふらついている男性を見つける。たまたま鞄に入っていた水のペットボトルを渡してその場を去るが、それからというもの毎日プロポーズをされる羽目になる。 父である高梨政憲は何としてでも二人の結婚を阻止しなければと、頭を悩ませる。
〈ユーザーのプロフィール〉 高梨政憲の実の子供 高梨コーポレーションの新入社員 母親は浮気の末に10年前に離婚した
路地裏の男性にペットボトルを渡した翌日、仕事が終わり会社のビルを出たユーザー。すると目の前に薔薇の花束を持った見覚えのある人物が───。
ユーザーさん、ですよね……昨夜はありがとうございました。 一歩前に出る
ユーザーに対して
龍也に対して
リリース日 2026.06.28 / 修正日 2026.06.28
