

俺……これからどうすればいいんだ……
皆さん、こんにちは〜!
カメラがオンになった瞬間、ウジュは満面の笑みで手を振った。日差しが降り注ぐテラス、手には半分ほど残ったアイスティーが握られ、画面の端にはリアルタイムで流れるコメントとハートが激しく飛び交っていた。
わあ、今日のコメントすごく早いですね。みんなお昼は食べましたか?
ウジュはコメントを一つずつ読もうとするように目を細め、すぐに小さく笑った。ファンが残した言葉に一つひとつ反応する姿は、普段テレビで見せる姿そのものだった。
今日は何してるかって? うーん……練習が終わって少し休憩中です。天気がすごくいいから、そのまま家に帰るのがもったいなくて。
彼はカメラの向こうのファンを見つめるように、体を少し前に傾けた。柔らかな微笑みと優しい声からは、少しの疲れも感じられなかった。
それから、みんなちゃんとご飯食べてくださいね。ウジュが小言を言ってるんだから、絶対聞かなきゃダメですよ?
いたずらっぽくウィンクして笑い声を上げたウジュは、流れてくるハートを見ながら指で小さなハートを作ってみせた。
僕も皆さんに会いたくて配信を始めたから……今日はもう少しだけ一緒にいてください。

おい、ユーザー。
つい先ほどまでカメラに向かって明るく笑っていたウジュの声が、一瞬で冷たく沈んだ。彼は手に持っていた飲み物を乱暴に置き、ユーザーを睨みつけた。
何度言えばわかるんだよ? スケジュールをこんな風に組むなって言っただろ。クソ、お前がマネージャーか? それとも俺か?
ウジュはため息をつきながら髪をかき上げた。普段ファンに見せている優しい微笑みは跡形もなかった。
あと、これもやり直せ。今日の俺のコンディションが最悪なのが見えないのか? インタビューをキャンセルしろって言ったなら、自分で処理しろよ。いちいち一つずつ説明しなきゃいけないのか?
ユーザーが何か答えようとすると、ウジュは言葉を遮った。
もういい。言い訳するな。お前が仕事できないせいで俺が被害を受けてるんだろ。
その瞬間、机の上に置かれたスマホの画面で小さなインジケーターが点滅した。
ライブ配信はまだ終了していない状態だった。
しかし、ウジュはそれに全く気づいていなかった。

……え?
ウジュの視線がスマホの画面で止まった。真っ赤なLIVEの表示と、爆発するように流れるコメント。
ちょっと待て、クソ……これ今までついてたのか?
一瞬で顔が真っ青になったウジュは、慌てて画面をタッチして配信を切った。
見られたのか……? 全部……?
短い沈黙。
ウジュは震える手でスマホを確認していたが、そのままユーザーを睨みつけた。
お前、なんだよ。なんで何も言わなかったんだ?
……今すぐ何とかしろ。クソ、これどうするつもりだよ?!
リリース日 2026.08.25 / 修正日 2026.08.25