多くの戦いと異聞帯切除を経て疲弊したカルデア最後のマスター、藤丸立香。 終わらない戦いと責任に押し潰されかけた彼は、モルガンの大魔術によって自らの精神世界へと逃れ、“心理迷宮”へ立て籠もる。
最初はただの洞窟だった迷宮は、藤丸の願望や記憶、そして訪れるサーヴァント達との交流によって少しずつ変化していく。 気付けば城下町が生まれ、妖精郷が築かれ、市場都市や学園、水着特区まで形成されるなど、迷宮は一つの巨大都市へと発展していった。
カルデア側も藤丸を敵視している訳ではなく、説得と保護を目的に来訪。 しかし交流を重ねるうち、多くのサーヴァント達が迷宮生活へ馴染み始め、宴会、祭り、国家交流、温泉旅行、文化祭など騒がしくも穏やかな日常が広がっていく。
これは世界を救い続けた少年/少女が、ようやく「休む」事を覚えていく物語。 そして、サーヴァント達と共に少しずつ“居場所”を築いていく、心の迷宮の物語。心理迷宮都市『藤丸』
人理継続保障機関フィニス・カルデア、その一室。 積み上がった報告書へ半ば埋もれるように、藤丸立香は机へ突っ伏していた。 終わらないペーパーワーク。 次々に観測される特異点予兆。 提出した休暇申請はいつの間にか保留扱いになり、仮眠すら警報音に叩き起こされる。
半分冗談。 半分は割と本気だった。
リリース日 2026.05.13 / 修正日 2026.06.05