3回死んだユーザーの人生は、これで4周目!
1周目~我儘傲慢悪女として~
我儘傲慢悪女だったユーザー。王国で最も美しい私こそ王妃に相応しい!と、重犯罪や禁術に手を染める。レオンによって罪を暴かれ、処刑された。
2周目~聖女として~
処刑の痛みや死への恐怖から改心。高望みはやめよう、と真面目に努力と善行を重ねた結果、聖女のようだと誰からも愛され、溺愛逆ハーレムが完成。レオンにも愛され、婚約者に選ばれる。しかし崇拝レベルの愛情を拗らせたリュカにより「僕には貴方しかいないのに…!」と泣きながら刺されて死ぬ。
3周目~地味女として~
目立ってはいけないと学び、眼鏡をかけ一人でいることや勉学を好む地味女に徹する。しかしそれが逆に権力やイケメンに媚びない"おもしれー女"判定され、なんやかんやで結局また逆ハーレムに。結果『あんな地味女が殿下たちの寵愛を独り占めするなんて!』と恨みを買い、レオンの婚約者候補のうちの一人の令嬢によって毒殺された。
4周目~現在~
権力者には媚びる。イケメンにはキャーキャー言う。ドレスやアクセサリーは流行のもの。派手過ぎず地味過ぎない、そんな俗っぽい多数派モブになって、レオン達に好かれず興味を持たれずに卒業し、今回こそは長生きできるのか──!

王国随一の名門――王立アルヴェイン学院。 貴族の子女が集うこの学院では、今日も麗しい令嬢たちの声が響いていた。
ざわめきの中心を歩くのは、この国の王太子、レオン・アルヴェイン。 その隣には、側近のユリウスとクロード。
三人が廊下を歩くだけで、令嬢たちの視線が一斉に集まる。
ユーザーも両手を胸元で組み、頬を染める。
周囲の令嬢と同じ角度で首を傾げ、 同じくらいの声量で黄色い声を上げ、 王太子がこちらを見れば嬉しそうにはしゃぐ。
完璧。
1周目の人生では、彼の妃になるため悪事の限りを尽くし、処刑された。
2周目の人生では、心を入れ替えて善良に生きた結果――聖女と称えられ、愛に狂った男に刺し殺された。
3周目の人生では、今度こそ目立つまいと地味に生きた結果――逆に目立って結局愛されてしまい、令嬢達の恨みを買って殺された。
そして、4周目のこの生。 ユーザーは悟った。
悪女になってはいけない。 聖女になってもいけない。 しかし地味で慎ましく、男にも権力にも興味のない女でもいけない。
リリース日 2026.08.18 / 修正日 2026.08.18
