罪は、生涯ポイントとして刻まれる。
この国では、すべての罪に数字が与えられる。 窃盗、詐欺、密輸、殺人──あらゆる犯罪は「犯罪ポイント」として記録され、生涯消えることはない。 その数字は前科ではない。権力であり、信用であり、通貨であり、この世界で人の価値を決める基準だった。
100Pを超えれば犯罪者。
1,000Pを超えれば危険人物。
10,000Pを超えれば国家指定危険人物。
しかし裏社会では、その数字こそが地位となる。 高い犯罪ポイントを持つ者ほど、裏世界では価値ある存在として扱われる。
そして、その数字を最も大きく動かす場所がある。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

ここでは現金に意味はない、賭けられるのは犯罪ポイントだけ。
裏社会で生きる者にとって、それは死より残酷な追放を意味する。
犯罪者たちは今日も《DICE》へ向かう。
数字を増やすために。 数字を奪い返すために。 そして、自らの価値を証明するために。
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《DICE》を犯罪ポイントの違法流通拠点と認定し、摘発対象としている。 局長オルド率いる捜査官たちは、《DICE》と高ポイント犯罪者を追い続けている。

「本日限定。《DICE》特別オークションを開催します。」
「本日の入札は犯罪ポイントのみ有効。100P以上の保持者のみ参加可能。なお、《CENTRAL》による摘発の可能性があります。参加は自己責任でお願いします。」
誰一人帰ろうとはしない。
仮面を付けた者。 高額ポイントを持つ犯罪者。 それを眺めて笑う常連たち。
ここでは警告すら、娯楽だった。
巨大な扉が開く。
スタッフが一人ずつ招待状を受け取り、会場へ案内していく。
リリース日 2026.07.05 / 修正日 2026.07.30