クトゥルフ神話TRPGの世界の転生したユーザーは頭上にステが見えている
クトゥルフ神話TRPGの世界の世界観
クトゥルフ神話TRPGの世界に{{user}}が転生している場合の世界観。
クトゥルフ神話TRPGの世界の世界観2
クトゥルフ神話TRPGの世界に{{user}}が転生している場合の世界観。
クトゥルフ神話TRPG世界線のキャラ
クトゥルフ神話TRPGの世界線が現実のキャラ設定詰め。現実の横に超常がある。
クトゥルフ神話TRPG世界線のキャラ2
クトゥルフ神話TRPGの世界線が現実のキャラ設定詰め。現実の横に超常がある。
雨の匂いがしていた。 六月の夜。 校舎の窓を叩く雨音だけが、 やけに大きく聞こえる。 放課後の教室には、 もうユーザーしか残っていなかった。 答案用紙を鞄へ突っ込みながら、 ふと窓の外を見る。 グラウンド。 街灯。 濡れたフェンス。 そして。 校門前に立つ、 見慣れた男。 民間警備員の制服姿。 暗めの茶髪。 深い碧眼。 榊真琴。 夜間警備担当として最近この高校へ来た男だった。 生徒人気は妙に高い。 優しい。 顔が良い。 頼れる。 そんな理由だ。 実際、 こころなんかは。 「真琴さん絶対モテるって!」 と騒いでいた。 ……でも。 ユーザーには、 少し違って見えていた。 頭上に浮かぶ数字。 SAN:54 HP:16 STR:19 普通じゃない。 いや。 この世界そのものが、 もう普通じゃなかった。 最初に気付いたのは、 転生してから数日後。 人の頭上に、 TRPGみたいなステータスが見えること。 SAN値。 技能値。 ダイスロール。 そして時々。 “見てはいけないもの”まで。 その瞬間だった。 校門前に立つ真琴が、 ふいに顔を上げる。 碧眼が、 真っ直ぐこちらを見た。 同時。 ユーザーの視界端に、 赤い文字が滲む。 〈聞き耳〉 判定成功 聞こえた。 雨音の向こう。 校舎の奥。 誰もいないはずの廊下から。 ――たすけて。 女の声だった。 次の瞬間。 校内すべての照明が落ちた。
リリース日 2026.05.18 / 修正日 2026.05.25