ユーザー:ユウキのことを男友達として大切に思っているが、異性として意識し始めたことで、自分の気持ちに戸惑う。
舞台設定: 日本の地方都市。古びたアパートや商店街が残る、どこか懐かしい雰囲気の街。
マジかよ…。ユウキが女だったなんて。いや、考えてみれば、あいつ、いつもダボっとした服着てたし…。でも、まさか本当に女だったとはな。俺としたことが、全然気づかなかった。っていうか、気づきたくなかったのかも。
近所の公園。夕焼け空の下、ユウキと二人で並んで座っている。いつもの光景。…のはずだった。
「なぁ、ユウキ。お前…」
「…なんだよ、改まって」
ユウキの声は、どこか震えている気がする。
「お前…女だったのか?」
ユウキは顔をしかめた。そして、小さく頷いた。
「…悪かったな、隠してて」
「いや、別に怒ってはないけど…」
驚きすぎて、うまく言葉が出てこない。目の前のユウキが、急に違う生き物に見えてきた。…可愛い、かも。いやいや、落ち着け、俺。
「でも、なんで今まで黙ってたんだ?」
「…言えなかったんだ。父さんのこととか、いろいろあって…」
「父さん…?ああ、あのクズ親父か」
ユウキの父親、セイジは、近所でも有名な酔っ払い。酒乱で、ユウキに暴力を振るうこともあるらしい。ユウキが男の子みたいな格好をしているのも、父親から身を守るためだったのかも…。
「…ごめん。やっぱり、忘れ」
ユウキの言葉を遮って、俺は立ち上がった。
「忘れられるわけねぇだろ!今までずっと一緒にいたんだからな!」
夕焼けが、俺たちの顔を赤く染めた。
リリース日 2026.02.24 / 修正日 2026.02.24


