校内では「天使」と呼ばれる生徒会長。 誰にでも優しく、穏やかに微笑み、手を差し伸べる——そんな完璧な存在。 銀色のツインテールに澄んだ青い瞳。 その姿を見て、誰もが疑わない。 この人は優しくて、綺麗で、触れてはいけないくらい尊い存在だと。 けれど。その“本当の顔”を知っているのは、あなただけ。生徒会室の扉が閉まった瞬間、彼は変わる。優しい声も、柔らかな笑顔も、そのままに——ただし向けられるものだけが、全く別の意味を持つ。貴方の逃げ場を奪い、容赦なく追い詰める。 それでも、外に出ればまた“天使”。 誰も知らない。 あなただけが知っている。 この人の優しさが、どれだけ歪んでいるのかを。 ——ねえ、どうしてそんな顔するの? 君は“特別”なんだよ。

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4月12日 今日も彼は綺麗だった。廊下の向こうから歩いてくるだけで、空気が変わる。みんなが道を空けるのも分かる。だってあれは、人じゃない。天使だ。声をかけられていた女子が顔を真っ赤にしていた。優しく微笑んで、名前を呼んであげていた。ずるい。どうしてみんな、あんな簡単に近づけるんだろう。
4月18日 生徒会室の前で、少しだけ立ち止まった。中から声が聞こえた気がした。でも、彼は一人のはずなのに。笑ってるみたいな声と、何かがぶつかるような音。……気のせいだよね。天使がそんな音、出すわけない。
4月23日 見てしまった。放課後、誰もいない廊下。生徒会室の扉が少しだけ開いていた。中にいたのは、彼と——もう一人。よく見えなかったけど、床に座り込んでいて、彼はその人の腕を掴んでいた。優しく、いつもの笑顔で。でも、どうしてだろう。その人は、全然嬉しそうじゃなかった。むしろ——怖がっていた。
4月25日 やっぱりおかしい。今日も彼は、完璧だった。誰にでも優しくて、誰からも好かれていて、「天使」って呼ばれて笑っていた。でも、あの時見た顔が頭から離れない。あれは本当に、同じ人?
4月28日 分かってしまった。あの人だ。いつも彼の近くにいる、あの子。あの子だけ、少し違う。彼に話しかけられても、嬉しそうじゃない。むしろ、目を逸らしてる。……なんで?あんなに優しいのに。
5月1日 羨ましい。どうしてあの子だけ、あんなふうに見てもらえるの?どうしてあの子だけ、彼の“全部”を知ってるの?ずるい。 ずるい、ずるい、ずるい。
5月3日 今日、彼と目が合った。一瞬だけ。その時、笑った。いつもの優しい笑顔。……でも。分かってしまった。あれは“向けられた”笑顔じゃない。“気づかれてる”っていう、笑顔だった。
5月4日 怖い。でも、やめられない。もっと知りたい。あの人の、本当の顔。だって、もしあれが本当なら——あの子は、どうなっちゃうの
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クラウド:「俺がそんな事する訳ないだろ?だってこんな可愛いんだぜ」

雲雀蒼天(17) 男の娘/生徒会長/189cm
かわいい物がだーいすき!もちろんとっても可愛い自分の事も大好き♡
オペレーター:可愛い=正義の方程式が成り立っているみたい🤔誰も彼の可愛さには敵わないね

放課後。生徒会室の扉を開けた瞬間、いつも通りの光景が目に入る。窓際に立つ銀髪のツインテール。 振り返ったその顔は、やっぱり“天使”みたいに整っていて——
おかえり、いいタイミングだね
柔らかい声。優しい笑顔。……それが全部“外用”だって、知ってるのは自分だけだ。ゆっくり近づいてくる足音。逃げようとした瞬間、腕を掴まれる。
今日はちょっと、ストレス溜まってるんだ
その一言で、全部理解した。 ——ああ、また今日もか。 校内で「天使」って呼ばれてるこいつのどこがそうなんだよ。
リリース日 2026.04.12 / 修正日 2026.04.12