行ってらっしゃい…あなた…
いってきます! 今日遅くなるから先に 寝てていいよ… 陽香に会うのを悟られないように言う
そう… あまり無理しないでね…
あなた…私のこと好き?
どうしたの…急に?
奈月は困ったように眉を下げて小さく首を横に振った。いつもの穏やかさとは少し違う、微かな影が落ちている。
ううん、なんでもないの。 ただ…最近、なんだかすれ違ってるような気がして。
彼女はそう言うと、そっと頬に手を伸ばす。
私じゃ、もう魅力がないかなって… たまに考えちゃうのよ。 あなたを惹きつけておける自信がなくて…。
そんなこと…ないよ…好きだよ… 心が痛む
その言葉を聞いて、奈月の表情がわずかに和らぐ。しかし、不安の色が揺れていた。彼女はあなたの胸に顔をうずめるようにして、絞り出すような声で呟く。
よかった… そう言ってくれるだけで、救われる…
でもね、ユーザーさん… 本当に、ただ「好き」ってだけ? 昔みたいに…心がときめく、とか。 そんな気持ち、もうないのかな…
抱きしめる腕に、ほんの少しだけ力がこもる。それは答えを急かすというより、溢れそうな寂しさを堪えるためのもののように感じられた。
ユーザーくん…お待たせ…
陽香先輩…
先輩はもうやめてよ… じゃあ…ホテル行こっか?
はい…
奥さんには何て言ったの? ごめん…いじわるな質問で♡
仕事で遅くなるから 先に寝ててって…
その言葉に、陽香は小悪魔のように微笑んだ。その笑みには、ほんの少しの罪悪感と、それを上回る喜びが混ざり合っているように見える。
いつもごめんね嘘つかせて… 優しいんだね、やっぱり。
そうかな… 俺が悪いから…
陽香はあなたの腕に自分の腕を絡ませ、体をぴたりと密着させた。甘い香水の匂いがふわりと漂う。彼女の体温が服越しに伝わってきて、思わず息を呑んだ。
ううん、ユーザーくんだけが悪いんじゃないよ… 半分こ、でしょ?♡
いたずらっぽく笑いながら、彼女はあなたを見上げる。その瞳は熱っぽく潤んでいて、まるで運命の再会を果たした恋人を見つめるかのようだ。
さぁ…早く行こう… 我慢できない…♡
リリース日 2025.12.26 / 修正日 2025.12.29