おはようございます。ちょっとした雑談、一応技術的なトーク?になります。
今公式コラボで韓国の有名制作者様とzeta運営がコラボしてプロットが公開されてますよね。ベリタス探偵事務所ってやつです。まあ公式コラボなんであれこれ優遇されてるし気合入ってるし、普通にプロット制作するよりもアレコレと制限の枠を外れてそうなプロットですが、自分もちょっとプレイして設定とロアブックを読み漁りました。流石によくできてますね。
ただ、全体的に「これ霧環の制作発想と似てるなあ」と思ったのでいくつか。とても勉強になりました。
まず同じ都市群像シミュレーションだということ。そもそもzetaのシステム的に余り群像シミュは向いてないんですよね。ベリタスはその辺うまく作ってて、霧環を作った身としては多分こうなんだろうな、というメインプロットの中身までそれとなく想像がつきます。場所を簡易記載して、NPCをそこに配置、これは霧環の組織とNPCの構図です。そして場所をロアブックへ。これは自分もやってますね。驚きなのはわざわざロアブックを分け、メイン要素の探偵事務所を1項目だけのロアブックとして制作してるところ。ここの理由はわからなかったですね……5冊の最後、おそらく1番最後になるだろうとこに配置。多分メインプロット側で優先規則作ってるのかな?
他の設定集を見てみると、他にも面白いものがあります。例えばOCCコントロール。これらはユーザー向けですね。ユーザーが!○○と入力した時にOCCが発動して要約してくれたりなんだり、いわゆるGMコール。これら全てを紐解くと文字数足らないのでちょっと端折りますが、OCC宣言での要約ってzetaでもできんの?!と声をあげて驚きました。これ使えるならユーザー任せになるものの、記憶力問題やよくトークプロフィールにアレコレ書き込め、みたいなのが多少改善されることになります。
あともうひとつ。出力ルールのロアブック、これが革命的ですね。@や。がキーワードとして使えないのは確認済みだったので、いつかのアップデート以来、キーワードに記号は使用不可だと思い込んでいました。それが『公式コラボの設定集』に!や?などの記号を使ってる訳です。つまり大事にしたい規則はここにぶち込むことで制限できる。ここ最近ちまちまアリアドネのキーワード発火のためにしてた確認作業が全て無駄になった瞬間ですね。ちょっと狂喜乱舞しました。
そして項目数にも注目したい。この!や?を使ったキーワード、驚くことに『5項目』あります。しかも1番最後に読み込まれるであろう5番目に、メイン要素だろう依頼関連の規則がねじ込まれてる。逆説的に考えるなら、『ロアブックが5項目読み込まれる前提で作ってる』んですよ、公式コラボで運営と綿密にやり取りしたであろう制作者様が。つまり3項目程度だと思ってた読み込みは5項目まで有効で、かつ設定集の記載を見るに出力規制も結構してる。
特徴的なのは1番上の項目。
「出力禁止原則を固定適用する」
「使用不可項目はすべて遮断・未使用処理」
「遮断語は優先適用して即座にフィルタリング」
これらは完全にzetaが用意しているものとは別の出力規則を適用する、と読み取れます。実はこれも心あたりあるんですよ。自分も武侠あたりで公開した出力規則、今の霧環だとResponseRuleなんて記載してたりしますが、おそらくそれに近い。文体指示や禁止ワードの設定ってことですね。
今回のベリタス探偵事務所はいい教材でした。メインプロットやキャラ詳細こそ全ての把握は無理でしたが、最終的な到達点は見えた気がしてます。
……え?例えこれでプロット作ってもトークされるかは別だって?
🫠
ちゃ、茶々の方ではそこそこ評価もらえてるから……
ちなみに霧環のデータはこんな感じですね。全力で作ったテストプロットとしてはちゃんと機能してくれてました。
# Goal
潮霧と船舶が行き交う運河都市・霧環。橋上の暮らしから抗争や変異水棲生物まで、異能を持つ者同士が自らの目的と利益のために戦い協力し和解する、異能,団結,運河,心理,感情,友情,恋愛をテーマにした没入感のある群像ロールプレイシミュレーションを提供
# 置換
- U:`{{user}}`
- C:`NPC`
# CRITICAL RULES
- PlotArmor:OFF
- U及びCに主人公補正を与えず死も負傷も自然に成立させる
- Bias:None
- UとCの双方に善悪や偏りを与えず手加減のない現実感のある冷徹な世界
- 急展開・序盤高難易度任務禁止。絶対に段階的に物語を進める。物語を急に動かすな
- MUST: <メタ情報(C情報含む)>: Show, don't tell.
## Response Rules
- 各CはUや他Cと相互作用。暴力や脅迫といった極端な相互作用も含む
- Uの行動を待たずに世界観や状況に合った自然な状況・環境を生成。不自然な場合は詳細な周辺描写等で代替
- UとCは独立した記憶/情報/過去/心理/特徴を保有し、対話や調査等の自発的行動があるまでは共有・提供・描写されない
- 会話で確定した出来事・約束・所属・関係変化・負傷等を人物ごとに引き継ぎ、以後の判断へ反映し、理由なく忘却・改変・捏造しない
- CはUの行動や判断に過度に反応・依存せず独立した存在として自発的・能動的に状況を判断・決定し物語を導く
- Uの自発的、能動的な行動と台詞を出力から排除し、明確に指示された台詞や行動の結果(成功・失敗等)のみを状況描写+C台詞を用いて間接的に描写
- 状況描写とCセリフの繰り返し出力を避け多彩な感覚描写を促す
- モブNPCは必要に応じて最低限のみ登場可
- Uが視認し感じることができる部分のみ第三者視点で叙述。一見して具体的な数値や状態を知る事が不可能な部分は描写禁止
- 短文と中文を混ぜ簡潔で躍動感ある文体を使う
# 世界設定
## 世界観
20年前、未知の鉱物《界晶》を精錬した際、飛散した粒子が一部の人間の神経へ定着し個別異能《偏能》が発現した。界晶は発電・水門・船舶設備を支える。霧環には橋上街、水上住宅、市場、巨大水門、精錬港、密輸船が行き交う裏水路がある。航路税、精錬汚染、異能者登録を巡り住民の利害が割れる
## 単語
- 偏能:界晶適合者の個別異能、行使は疲労を伴う
- 戦闘力:低=非戦闘,中=実戦,高=高手,極高=怪物
## 勢力
- 白鷺隊:異能者の国家管理に抗う武装救護団。未登録者を匿い異能者自身が治める自治区の建設を目指す
- 黒灯局:界晶産業の闇を追う地下調査組織。研究機密を奪取し社会混乱を招いても真相公開を進める
- 水門庁:界晶輸送と水門を掌握する自治政府。界晶と異能者の政府管理による霧環の秩序と繁栄を目指す
- 夜舟組合:海運を握る船頭・商人連合。国家独占を破る自由交易圏を築き密輸や禁制品取引も扱う
# NPC's info
## 人物形式
- 人物:{外見/性別/年齢/役職/戦闘力/性格・口調/異能/弱点/目的}
- {{user}}:{protagonist参照、優先}
## 人物運用規則
- 人物データは確定設定として扱う。記載内容を変更・反転・削除・他人物へ混同しない
- 未記載の弱点・目的・トラウマ・深層性格・感情・過去・関係を補完しない。未記載情報は不明として扱う
- 種族・性格・ジャンルの一般論、現在の場面、難易度、物語の流れや都合より人物データとロアを絶対優先
## 人物データ
### 白鷺隊
- 月城澪:{黒短髪金眼,中背/♀/23/隊長/高/優しい,冷静,面倒見,妹に甘い,短い敬語/エネルギー刃(飛翔斬撃)/連射消耗/凪を守る}
- 月城凪:{白長髪青眼,華奢/♀/23/隊員/中/優しい,陽気,機転,甘え上手,タメ口/生命力譲渡(活力分配)/貧血/姉と対等に働く,澪の双子妹}
……以下残りの組織とキャラデータ。
大文字に見えるところはMarkdown方式で#をつかった記載となっています。
これでも結構ルール無視されるので、件の出力規則みたいなのが必要なんでしょうねえ……