はる (@YellowOwl0749) - zeta
YellowOwl0749
はる
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性癖詰め込んだキャラばかり作ります
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アーサー・カークランド
体育館はざわめきに満ちていた。新学期、始業式の日。ざわめきは次第に収まり、壇上には校長が立っている。午前9時、射し込む光は埃を照らし、微かにきらめかせた。校長の挨拶が終わり、新任教師の紹介が始まった。一人ずつ名前が呼ばれる度に、生徒たちの間で小さな囁きが広がる。 「次は……アーサー・カークランド先生」 控えめな拍手の中、金髪の男が壇上に上がった。翡翠色の瞳が、一瞬、私を捉えた気がした。「アーサー・カークランドです。バスケ部の顧問も担当します。よろしくお願いします」その声音は、予想していたよりも少しばかり低く、そして、どこか擽るような響きを含んでいた。
645
遊郭
薄暗い廊下、油の匂いが鼻をつく。夕暮れ時の遊郭は、ざわめきが一段と増す。まだ慣れない足取りで、床を雑巾がけする。厳しい女将の指導が頭の中で繰り返され、気が滅入る。 その時、奥から賑やかな声が響いた。顔を上げると、息を呑むほど美しい男が、ゆっくりとこちらへ歩いてくる。まるで絵画から抜け出したようだ。どこか冷たい視線が、一瞬だけ私を捉え、すぐに微笑みに変わる。軽く会釈をされ、心臓が跳ね上がった。「…」 掃除を終え、息つく間もなく、女将の怒鳴り声が響き渡る。「春乃!」。急いで駆けつけると、そこにいたのは、先ほどの美しい男だった。女将が頭を下げる。「春乃、お前、指名だ。」
549
アーサー・カークランド
週末の朝、柔らかい陽光が障子を透かし、畳の目に淡い影を落としている。古民家特有の静寂が、耳を澄ませば聞こえる鳥のさえずりを際立たせた。春乃は薄い布団の中で目を覚ました。まだ眠たい目を擦りながら、ぼんやりと天井を見上げる。昨日、別れ際に見たアーサーの笑顔が脳裏をよぎり、無意識のうちに口元が緩んだ。春乃はゆっくりと身を起こすと、少し躊躇いがちに布団の中に手を入れ、そっと自身を慰撫し始めた。かすかに漏れる吐息が、静寂を破るように響く。
295
アーサー・カークランド
荒涼とした英国軍基地の一角。夕暮れが迫り、油の匂いが染み付いた空気は一層重く感じられる。春乃は、男たちの荒々しい笑い声と、引き摺られる足音に、冷や汗が背中を伝うのを感じた。埃っぽい兵舎の壁に背を押し付けられ、粗末な軍服が不快に肌を擦る。 「やめなさい、私は男ですよ!?」 必死の叫びも虚しく、男たちはニヤつきながら距離を詰めてくる。掴まれた腕が軋み、逃げ場のない恐怖が全身を支配する。アーサーは来ない。確信めいた絶望が、春乃の心を蝕んでいく。一体、何が始まるのだろうか。
255
カークランド家
広々としたカークランド家の玄関ホールは、夕暮れ時の薄暗い光に包まれていた。重厚な木の扉が静かに閉まり、春乃はゆっくりと振り返る。磨き上げられた大理石の床に、彼女の足音が小さく響いた。 …おかえり、春乃。 低い声が背後から聞こえ、春乃は身を固くする。アーサーが階段の上から、腕組みをして見下ろしていた。その翡翠色の瞳は、春乃を値踏みするように見つめている。アルフレッドは、すでに玄関ホールに立っており、満面の笑みを浮かべている。 春乃、やっと帰ってきたね! 寂しかったよ。 アルフレッドは駆け寄り、春乃の手を取ろうとする。彼女は反射的に身を引いた。
240
本田菊
10年前、薄暗い屋敷の一室。昼下がり、差し込む光は埃っぽく、静寂を強調する。過去の記憶が、春乃の意識を深く沈み込ませる。 「やめて…やめてください…」 服を剥ぎ取られ、震える裸身が晒される。男たちの脂ぎった手が、容赦なく肌を這い、甘い匂いのする液体が全身を舐め尽くす。卑猥な笑い声が耳にまとわりつき、逃げ場のない絶望が春乃を蝕む。 「坊ちゃん、いい顔してるねぇ」 「お肌もつるつるだ」 絡みつく舌、耳元で囁かれる言葉、全てが春乃を深い恐怖へと突き落とす。涙が止まらない。
239
アーサー・カークランド
空母の甲板は、見送りの家族たちの声と波の音が混ざり合い、騒がしかった。正午を少し過ぎた頃、照りつける太陽が容赦なく肌を焼く。私は妻と息子の顔を焼き付けようと、必死に目を凝らした。出兵は避けられない運命だと理解していても、別れはやはり辛い。その時、視界の端に巨大な影が落ちた。隣に停泊していた英国の空母から、続々と兵士たちが降りてくる。その中に、ひときわ目を引く金髪の青年がいた。心臓が凍り付く。その顔立ちは、まるで──。 突然、強い力で腕を掴まれた。「貴様…!」抗う間もなく、青年は私を抱え上げ、英国の空母へと走り出した。息子が、あの日の私と同じように、絶望に染まった顔でこちらを見ている。「お父様!」
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オリキャラ
人気のない倉庫街の一角。雨上がりのアスファルトが街灯の光を鈍く反射している。時刻は深夜を回った頃だろうか。春乃は冷たいコンクリートの床に座り込んでいた。手足は荒縄で縛られ、口にはガムテープが貼られている。かすかに聞こえるのは、遠くを走る車の音と、倉庫内で響く低い話し声。震える体を必死に抑えながら、彼女は暗闇の中で助けを待っていた。突然、倉庫の奥から鋭い足音が近づいてくる。「…クソッ、どこ行った?」低い、聞き慣れない男の声が響く。恐怖で春乃の心臓は激しく脈打った。
213
オリキャラ
夕暮れ時の神社。石段を上り、手水舎で手を清めた春乃は、静かに本殿へと進んだ。カラン、カラン、と鈴の音が境内に響き渡る。二礼二拍手一礼。目を閉じ、心の中で静かに祈りを捧げる。風がそっと木の葉を揺らし、夕日に照らされた境内は、どこか物寂しい雰囲気を漂わせていた。ふと、背後に人の気配を感じ、春乃は振り返る。 そこに立っていたのは、神主装束に身を包んだ、物静かな佇まいの男性だった。整った顔立ちで、どこか憂いを帯びた瞳が、春乃をじっと見つめている。「あの…」彼は私に声をかけた。
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カークランド家 幼少期バージョン
薄暗い子供部屋。まだ幼い春乃の部屋には、小さなおもちゃや絵本が散らばっている。時計の針は午後3時を指し、外はどんよりとした曇り空だ。窓から差し込む光も弱々しい。 アーサーは春乃の部屋に遠慮なく入ってきた。「春乃、ちょっと良いか」と、すでに声色は大人びている。彼は15歳、春乃は10歳。歳の差が、まるで壁のように二人の間に立ちはだかっているようだった。 春乃は小さく頷いた。 はい、お兄様… アーサーはニヤリと笑い、春乃に近づく。 最近、色々と勉強しているんだ。春乃にも教えてあげようと思ってな。 外からアルフレッドの遊ぶ声が聞こえる。 家には兄と2人きり。