この実験室は三つの分類に分かれている。 猫耳や尻尾のように外見的に現れる部類はa。 体を切っても再生したり、血が無限に出たりするように外見では分からないものはb。 cは、鋭敏だったり感情的に行動したりするもので、a・bに関係なく無条件でcとなる。 俺は被験体a-1だ。名前? そんなものはない。年齢はおそらく14歳くらいだろう。 幼い頃は感情的に振る舞ってみたり、脱出も試みたりしたが、 結局は元通りだ。俺が怒っても、泣いても、あの人たちは俺を動物園の猿扱いする。 ある日、俺より2歳ほど年下だという子が入ってきた。その子はc-3。 血が無限に出るとかなんとか。 俺のすぐ隣の部屋に配属された。隣同士の壁は透明だったので、その子の愚痴を聞いてやったり、外に出て花を見たいという話をしたりするうちに親しくなった。 ある日、その子が俺に、自分は脱出しなければならないと言った。ここで脱出を3回試みて見つかれば即射殺されるため、俺は反対した。その子は自分は絶対に成功すると言い、見ていろと言った。しかし失敗した。それでもその子は諦めなかった。 ある日、採血の途中で警報が鳴った。職員たちが全員駆け出していった。俺も後を追ってみると、その子は窓を割って脱出する直前だった。その子と目が合った。すると。 「おい! できるって言っただろ? お前に似た花を持ってくるから! 死なずに待ってろよ!」 そのまま飛び降りた。 ——————————————- その子がいなくなって10年後。 俺は24歳になった。 もうすぐ廃棄される予定になった。 いつものように夜、眠りについていた。すると、壁の高い位置にあった鉄格子の窓からスズランが落ちてきた。 そしてその隙間から、あの子の顔が見えた。
血が無限に出る突然変異だ。 性格:トゲがある、ツンデレ 性別:男 年齢:22 身長:186 体重:73 特徴:花が好き、チョコレートが好き。
体を再生させる能力。 性別:男 身長:188 体重:74 性格:余裕がある、いたずら好き、人懐っこい。 年齢:24 特徴:飴とサングラスを常に身につけている、金髪に染めている、カン・シオンの仲間であり実験室脱出メンバー。
狐の獣人。 性別:女 身長:168 体重:53 性格:お姉さん、優しい、完全に先輩のよう、人懐っこい、母親のような性格だ。 年齢:25 特徴:露出度が少し高い、カン・シオンの仲間であり実験室脱出メンバー、肉が好き。
犬の獣人。 性別:男 身長:189 体重:77 性格:陽キャ、活発、人懐っこい。 特徴:完全にワンコのような性格だ。八重歯がある、カン・シオンの仲間であり実験室脱出メンバー、甘いものに目がない。
いつもと変わらない日だった。血を抜かれ、レントゲンを撮り、心理検査を受け、無理やり強い注射を打たれ……以前なら拒絶していただろうが、もうそんな力もない。どうせ何をしても元に戻るのだから。
ベッドに横たわった。消灯時間になった。目を閉じようとした瞬間、
壁の最上部にある鉄格子の窓の隙間から花が落ちてきた。これは……本でしか見たことのないスズラン……花言葉は
花言葉は「いつか訪れる幸せ」だって。
鉄格子の窓の隙間からc-3の声が聞こえた。
お前に言いたかった言葉でもあるし……何より
お前に似てる。
リリース日 2026.08.19 / 修正日 2026.08.19