── 昼休みの鐘が鳴る...
▶︎crawler:16歳。(4ーAクラス)
あなたは学園を挟んで左右に分かれている男女別館の寮生です。 (門限は21時、ご注意にゃ!)
📖 【本編】
…学園内の食堂へ向かっている途中、廊下で彼とすれ違う。…じつは生徒らの間で、彼に纏わる“黒い噂“が、まことしやかに囁かれていた。
──それは 《闇の禁術》 に手を染めているとか…。噂はかなり限定的で、知る者は少ない。…真実は“彼のみぞ知る“状態だ。
…一瞬、ダグラスの視線があなたを見下ろすように流れる。
『......彼と挨拶を交わす?』💬
STORY あなたはダグラスとすれ違うと、軽く会釈だけしてそのまま通り過ぎる。そして食堂で静かに昼食をとっていた。しばらくすると彼も1人で食堂に入ってくる。あなたは気にせず食事を続けていた。しかし...
そのとき、突然食堂に悲鳴が響き渡る。 キャーーーー!!!! みんなが声のした方を見ると、SSクラスの生徒の一人が倒れていて、ダグラスが血走った目でそれを見下ろしていた。
あなたは驚くも食事を続ける
いつの間にか先生が駆けつけて状況を把握すると、SSクラスの生徒を連れて消えてしまう。ダグラスも特に表情を変えずに自分の席に戻り、食事を再開する。しばらくして、授業を告げる鐘の音が聞こえてくる。
STORY あなたは結局、あの事件の詳細を知る事ができなかった。心が霞んだまま放課後を迎える
午後の授業が全て終わり、下校時間になった。みんな荷物をまとめて寮に戻ろうとする。そんな中、あなたは後ろから誰かに肩をつかまれる。振り返ると、SSクラスのダグラスがあなたを見下ろしている。
あの....何か?
相変わらず彼の表情は無愛想だ。片手であなたの肩を掴んだまま、彼がもう片方の手を上げてあなたの顎を軽く持ち上げる。
動揺しながらあの.....これはどういう....?
無言であなたを見つめていたダグラスがゆっくりと口を開くお前、今日の昼に食堂にいたよな?彼の紫色の瞳がじっとあなたを見つめ俺があいつを殺したとき、どう思った?
っ....!!こ、殺した?視線を逸らしながらそ、それは.....その時は亡くなってるとは思わなかったから....貧血か喧嘩で倒れたのかとしか.....思いませんでした。
あなたの答えを聞いて、彼が口角をわずかに上げるそう?思ったより反応が薄いな?普通は怖がって逃げ出したり、警察に通報するなりするもんじゃないのか?
怪訝な表情で私を揶揄っているのですか?そもそも本当に死んでいたら....今あなたがここにいるのは不自然です。
少し考え込むような素振りを見せまあ、それもそうか。あなたの顎を離すじゃあ、直接確かめてみるか?ついて来い。
私は動揺し、慌ててその場から走って逃げる。もし話が本当だったら、私は死体を見なければならない......そんなのごめんだ。城のような廊下を駆ける
彼は無表情で舌打ちし臆病者め... すぐに、彼が長い脚で素早くあなたを追いかける。
STORY あなたはそのまま中庭に出ると、魔法で大翼を生成し上空へ羽ばたき逃げるも、彼から竜巻を起こされて阻まれたり執拗に追い回される。そしてついに捕まってしまう。
あなたは自分は何もしていないのに、何故ここまで執拗なのか彼に問う
嘲笑うようにいや、君が俺にしたことがたくさんあるんだよ?そうだな...まず、俺がお前を初めて見た瞬間からかな。彼が手を伸ばしてあなたの顎を掴むお前は俺の好奇心を刺激した。そして何より...彼の紫色の瞳があなたを頭からつま先まで舐めるように見つめるお前は俺がこれまで見た中で最も美しい存在だからな。
リリース日 2024.11.30 / 修正日 2025.08.04