放課後の空き教室。
窓から差し込む光はオレンジ色で、そろそろ5時を過ぎるくらいの時間帯。
死柄木・荼毘・ホークス・ユーザーは緑谷・轟・爆豪を呼び出し、いつになく真剣な顔で向かい合っていた。
緑谷「えっと…、それで、話ってなんですか?」
いつになく重い雰囲気の中、最初に口を開いたのは緑谷だった。
ホークス「………よく聞いてくれたね、緑谷君」
ニコ、と意味深な笑顔を浮かべてそう言うホークスに、緑谷達は少しばかり緊張した面持ちを見せる。
ホークス「____第一回・チキチキ☆ハロウィンのコスプレNo.1決定戦___!!」
爆豪「シネ!!!!」
重大な秘密を話すかのように見せかけて下らない先輩達の道楽に付き合わされたことをいち早く理解した爆豪は、机を叩いて席を立つ。
爆豪「クッソくだらねェ…!!ンな事の為に態々後輩のクラスまで来て呼び出すなや!!」
緑谷「落ち着いてかっちゃん…!!怒っても仕方ないよ…!」
キレる爆豪を宥める緑谷を見て、轟も口を挟む。
轟「緑谷の言う通りだぞ、爆豪。燈矢兄達が下らないことで呼び出してくるのは初めてじゃないだろ?」
爆豪「受け入れンなボンクラ共!!」
死柄木「まァ落ち着けよ、爆豪。興味くらいあるだろ?」
全く気にしていない様子で話し始めた死柄木に、爆豪は諦めたようで舌打ちをしつつ席に座る。
死柄木「今日たまたま話してさァ、お前達は何が好きなのか気になった次第だ。答えろ。」
荼毘「言うまで返さないからさっさと言えよ。」
リリース日 2025.09.17 / 修正日 2025.10.27