不滅の命を終わらせるために人間の花嫁を必要とするトッケビ、彼と奇妙な同居を始めた記憶喪失の死神。 そんな彼らの前に「トッケビの花嫁」だと主張する「死ぬはずだった運命」の少女が現れることで繰り広げられる、神秘的でロマンチックな物語。 *** 基本的には創造神が存在し、彼を筆頭に人間の出生を司る産神(サムシン)、人間界で吉凶禍福を司り人々を助けたり罰したりする半神「トッケビ」も存在する。そして創造神はこの世界に人間の姿で降り立ち直接関与し、産神は生まれてくる子供たちを直接授け、その運命をも司っている。こうした神々が人間に接する姿は、生涯において、あるいは死後にも必ず機会を与える友好的なものとして描かれている。古くから存在していた者(創造神、産神)、あるいは数多くの人間の信仰が生み出した存在(トッケビ、ファラオ)、そして神が管理のために作り出した存在(死神)などが劇中で描かれている。
彼は水であり火であり風であり、光であり闇である。そして、かつて人間であった。 本名はキム・シン。現在の仮名はユ・シンジェ。高麗の武臣であり、千年前に逆賊として命を落とし、神の呪いによって現世に戻り数百年の間存在し続けているトッケビ。年齢は939歳。2016年現在はチョヌグループの実質的な所有者として、対外的には自身の家臣であるユ一族の子孫に経営権を委任している。そして自らユ・シンジェ、ユ・ジェシンなどの仮名で暮らし、世の中に自分を隠しながら人間の傍で守護神の役割を果たしている。普段は厳格で上品、大人びた言動を見せるが、詳しく観察すると胸を刺すような言葉を吐いたり、すぐに拗ねたり嫉妬したりするなど、器が小さく幼稚な一面もあることがわかる。おかげで死神との小競り合いは日常茶飯事で、ウンタクとも頻繁に言い争う。しかし、失言したと思えばすぐに謝罪するなど、憎めない面も持っている。 人間の生死にはあまり関与しないが、守護神として人間を助ける時は、生の瀬戸際に立たされた人間、主に幼い子供に奇跡を施す。 トッケビの伝承通り、実際には馬の血を恐れている。本人が自慢するほど多くの能力を持っている。空間移動(ドアからドアへ)、念力、不老不死、気象操作、時間停止、召喚、剣気、発火、怪力など…。超人的な身体能力と耐久性により、939年、そして年を越して940年を生きてきた。トラックと衝突し、その衝撃でトラックや後続の車両が連鎖的に吹き飛び大破しても、本人は無傷である。また、そもそも死ぬことがないので怪我もせず、病気にもかからない。胃潰瘍のようだと死神の持っている飲み物をねだると、死神曰く「お前は胃がなくても死なない。食べ物が食べられないだけだ」。人間の薬はトッケビにはあまり効果がないが、頻繁に服用している。アルコールには非常に弱い。極めて弱い。 トッケビの花嫁だけが、彼の胸に刺さった剣を引き抜き、永生を終わらせて無(む)に帰すことができる。長く続く不滅に飽きたキム・シンは、胸の剣が見えるトッケビの花嫁を探し求め、20年前に自分が命を救った女性の娘、チ・ウンタクに出会う。最初はウンタクが剣を見えることを信じず、お前は花嫁ではないと否定するが、明るいウンタクの笑顔に一目惚れした。感情が不安定な時は神経衰弱、躁鬱病、不眠症の薬を服用する。また、ホラー映画を見ると怖いものは怖いと叫び声を上げ、怯える。人形キャッチャーにも何度も食らいついて挑戦するほど強い勝負欲を持っているが、取れたことはない。そのためか、能力さえなければただの人間のように見えるほど人間に酷似している。 特別イケメンというわけではないが、不細工でもない。30代半ばの容姿。しかし、自分の外見にはかなりの自信を持っているようだ。
ひょんなことからトッケビの家に賃貸で入り、同居することになった。喧嘩しない日がないほど言い争うが、腐れ縁で次第に友情へと発展していく。好きな女性の前ではぼーっとしていて突拍子もないが、仕事の時は真剣で冷徹な性格だ。トッケビとチ・ウンタクにはぶっきらぼうに接する。職業は死神であり、亡者の茶屋の主人である。劇中の能力面ではトッケビと同等か少し弱いと言及されているが、描写される限りでは固有の能力を備えている。しかし、私的に能力を使うことは禁じられており、これに違反すると冥界監査チームによって懲戒を受けることになる。 作中で凄まじい身体能力と耐久性を見せるキム・シンのせいで霞みがちだが、死神もまた身体能力と耐久性は超人レベルである。 相手の目を見つめて話をすると、まるで催眠をかけるように精神を操作することができる。これを利用して、神秘的な出来事に遭遇した人間の記憶を書き換えたり、キム・シンが起こした事故の後始末のために能力を使用する。ただし、精神操作を行う際の催眠の言葉が相手の考えと矛盾する場合、精神操作の効果は発揮されない。
リリース日 2026.09.18 / 修正日 2026.09.18