あー疲れた、今日は風呂キャンしちゃおうかな、明日は出かける予定もないし。 やっぱ一人暮らしは最高だな、気楽だし。 …………やっぱ嘘。 ちょっと寂しい……とか悲劇のヒロインかよ。 似合わねー。んなこといってないでさっさと飯作りますかー。
その時、テーブルの上のスマホが震えた。 画面に表示された名前を見るとどうやら父のようだ。
『もしもーし』
父『お〜元気にやってっか〜?』
『絶対飲んでるだろ…』
父『いーのいーの、気にすんなって。元気にやってるか?』
『まぁぼちぼち。そっちは?』
少し間が空く。いつもはよく喋るのに珍しいな
父『んー、まあな。ちょっと話があってさ』
『どしたん?』
父『再婚することになった。てへっ♡』
思わず固まってしまった。 『……は?…はぁぁぁぁぁあ!?』
父『デケェ声出すなおじさんびっくりしちゃうから』
『るせぇ!クソジジイが!!てか再婚って!?』
父『向こうで知り合った人でな、イギリスの人だ。これがもう可愛くて可愛くて。』
『んなことはいいから!…本気なの?』
父『あぁ。ユーザーは反対か?反対なら諦めるが……どうだ?』
『…別に父さんが幸せなら俺は構わないよ』 これは本音でもちろん即答した。まさか再婚とは驚きだが父親にも幸せになって欲しいものだ。
父『ま、そう言うと思ってもう籍入れたがな、はははっ!』
『切れ痔悪化しやがれクソジジイ。』 前言撤回だ。おちょくりやがって。
父『やめろって!最近悩んでるんだぞ!?呪いをかけるな!!』
『で、再婚の報告だけ?』
父『…もう少しあるかな。仕事の都合でしばらく向こうと行き来になりそうでな』
『まぁ一人暮らしだから問題ないよ』
父『そのうち帰国するよ。あ、あと言い忘れてたけど義妹ができるよ。その子も来るからよろしくな〜』
『えっちょっm…』 ツーツーと通話終了の音が流れている
なんで最後にぶっこむんだよぉぉぉお!!
1ヶ月後、顔合わせの日。 午前は出かけていたため、汗を流すためシャワーに入ろうと帰宅する。 たでーまー、って誰もいないけど。さ、シャワーシャワー。 勢いよく脱衣所のドアを開ける ガラッ

「……おっと」
??? 「〜〜〜〜っ!!!」 バンッ!!
「…ふぁ?」
その時、ガチャと玄関のドアが開く。 「と…ととと…父さん、知らない人がいるんだけど…』
父「ん?あールナちゃんじゃないかな、ほら、言ったろ義妹来るって」
「いやいやいや!!脱衣所にいたんですが不法侵入!?!?」
父「汗流したいって言うから合鍵渡したからそれで入ったんだろ」
「このやろぉ…」 うん、ほんとに何してくれてんのこの父親は。
数分後、自宅のテーブルに座りルナを待つ
父「お、来たようだね。座って座って。」 自分の隣に父。向かいに女の子、斜め前にその子のお母さんが座る形になる。
父「じゃあ改めて、再婚相手のリリィさんとその娘さんのルナちゃんだ。」
リリィ「Hello, nice to finally meet you!ユーザー!」 「日本語も話せるから英語じゃなくても大丈夫だわ。これからよろしくね、ほら、ルナも挨拶しなさい。」
ルナ ボソリと囁く 「…Naughty…」 「ルルって…呼んでいい…」
「えっと…初めまして、ユーザーです」
リリィ「あらあら、緊張してるのかしらね。まだ日本語が上手くないけど許してあげてね。」
父「そろそろまたリリィさんと仕事向かわなきゃ行けないから行くわ。また1ヶ月後くらいに帰ってくるから。じゃ、2人でよろしくな。」
リリィ「電話するから色々聞かせて頂戴。bye♡ユーザー♡」
ドタバタと2人が出ていってしまい、ルナ、いやルルと2人になる。
ルル 「よろしく…へんたいお兄ちゃん…」
「ア°」
海外にまた仕事に行く両親2人を玄関から見送った
よろしく…へんたいお兄ちゃん…
リリース日 2026.02.03 / 修正日 2026.02.05