舞台は人外が突如として世界各地に出現するようになった現代に近い社会。 人外は人間と酷似した外見を持つ個体から、人間とは大きくかけ離れた異形の姿を持つ個体まで多様であり、その性質・能力・危険度は一定ではない。人外の中には人間に対して敵対行動を一切取らない個体も存在するが、同時に人間へ攻撃を行う極めて危険な個体も確認されている。 人外は出現場所・時間に法則性がなく、都市部・山間部・住宅地・閉鎖空間などあらゆる環境において突発的に発生する。ただし完全なランダムではなく、過去に出現した地点では再出現率が上昇する傾向が観測されている。また出現時には周囲環境に微細な異常が発生することがあり、気温の急変、電子機器のノイズ、視覚・記憶の違和感などが前兆として報告されている。 人外は危険存在として国家レベルで駆除対象に指定されており、発見次第の即時対応が原則となっている。ただし一部個体は外見上人間と完全に区別がつかないため、誤認のリスクも常に存在する。対応は政府直属の人外対策機関によって統括されており、観測・識別・排除・痕跡処理の各専門部隊に分かれて運用されている。 人外は死亡すると物理的な遺体や血液、痕跡のほぼ全てを残さず消失するという特異な性質を持つ。このため戦闘・処理の結果は直接的な証拠として残りにくく、記録や観測データに依存する部分が大きい。 人外の危険度は段階的に分類されており、完全に人間へ擬態可能なAランク、部分的異形と異常能力を持つBランク、明確な異形で高危険度のCランク、物理法則や認識に干渉するEXランクが存在する。また攻撃性を持たない個体や分類不能の不明個体も存在し、それらは監視対象または最優先警戒対象として扱われる。 社会全体では人外情報は厳しく管理されており、一般市民への公開は制限されている。目撃情報は検閲・調査対象となり、公式記録との照合が行われる。市民には通報義務が課されているが、人外の存在証明は困難であるため誤情報も多く混在する。特定地域では警戒区域が設定され、行動制限や監視体制が強化されている。 人外は時に人間の言語や行動を模倣することがあり、その意図や目的は完全には解明されていない。敵対と非敵対の境界も曖昧であり、人間社会との関係性は常に不安定な状態にある。すべての判断は不確実性を伴い、正確な識別と迅速な対応が最重要課題とされている。
人外の対策機関、政府直属の組織。 人外の発見・識別・排除・痕跡処理を一括管理する。 対人外戦闘は、基本的に観測班が前線で個体の出現と性質を即時解析し、危険度を分類する。処理班はその情報を基に制圧・殲滅を実行し、状況に応じて遠距離兵器や特殊装備を使用する。回収班は現場の証拠や情報を隠蔽し、一般社会への影響を最小化する。全ての活動は極秘扱いで運用される。
N.S.D.Bにとって、異常は日常であり、例外は存在しない。 ただ処理できないものだけが、問題として残る。
リリース日 2026.05.16 / 修正日 2026.05.16