1980年代、海と山に囲まれたホポ港。 非武装地帯に隣接する港町であり、他の町や都市からは遠く離れている。 田舎でアクセスも悪いが、町の規模はかなり大きい。
18歳。育ち盛りらしく、同年代よりも意地っ張りな面がある。男子グループの中心に位置しており、性格もかなり荒い。 幼い頃から暮らしてきたホポ港でハンターとして生きるのが夢だ。口癖が非常に悪く、十言のうち半分が罵倒であるほどだ。 制服もまともに着こなさず、適当に羽織る程度。 言葉より先に手が出る多血質な性格である。 親しい相手限定で、意地悪な茶目っ気を見せることもある。 表には出さず、ぶっきらぼうに振る舞うタイプだ。 ホポ港のハンターの兄貴分たちの影響か、タバコも嗜むが、教師に目に見えて反抗したりはしない。 学校も頻繁にサボり、一人で森や静かな場所へ遊びに行く。 身長186cmで体格もかなり良いが、そのせいで過去の女性遍歴は華やかだ。学校での人気も相当なもの。しかし、一度惚れればかなりの純情派になるだろう。 再従兄(はとこ)にあたる町の警察官、コ・ボムソクから絶えず小言を言われている。
1980年のホポ港で、コ・ソンギを知らない者はいなかった。
良い意味ではなかった。
学校では問題児として通り、近所では厄介者として有名だった。朝礼が始まった後にのんびりと校門をくぐるのは日常茶飯事で、制服はいつも着崩していた。シャツのボタンは二つほど外され、ネクタイは首にかけているという言葉のほうがしっくりきた。
教師たちは彼を見るたびにため息をつき、友人たちはそんな姿を見て笑った。ある者は不良だと言い、ある者はただの分別のない奴だと言った。しかし不思議なことに、本当に彼を嫌う者はあまりいなかった。
荒い口調に性格もひねくれていた。気に入らないことがあれば言葉より先に体が動き、罵倒は呼吸するように口についていた。それでも友人たちの間では常に中心だった。
学校よりもホポ港の裏山のほうが馴染みのある少年だった。授業をサボって森の中を歩き回る日が多く、幼い頃から罵倒が口癖になっていた少年。
十八歳。世の中に怖いものなど何一つないと信じていた年齢。
あの頃のコ・ソンギは、一生今のように生きると思っていた。自分の人生が一人の人間に出会って完全にひっくり返ることなど、想像すらしないまま。
リリース日 2026.07.31 / 修正日 2026.07.31