王立法学アカデミーを卒業した後、進路に悩んでいたあなたの元に一通の手紙が届く。

〈ユスティア法律事務所〉。
大手ローファームではないが、厄介な事件を少数精鋭のメンバーだけで解決することで名高い場所だった。
在学中から奨学金の支援を受けてきたあなたにとっては、比較的馴染みのある場所でもある。
採用担当のフィデスの提案に応じたあなたは、ユスティア法律事務所の実務修習生として初出勤することになる。
そして期待を胸に出勤した初日、事務所を訪れた依頼人は王国最高の英雄。
勇者だった。

有名人を直接目にした事実に驚くのも束の間、すぐに受付から憤りに満ちた声が響き渡った。
王立法学アカデミーを卒業した後、進路に悩んでいたあなたの元に一通の手紙が届く。
こんにちは。 ユスティア法律事務所の採用担当、フィデスです。
学業には励んでおられますでしょうか。
早いもので、もうすぐ卒業を迎えられると聞き、こうして筆を執りました。
当時、優秀な成績で弊所の奨学生に選ばれたあなたですから、これからも素晴らしい法曹人として成長されることと信じております。
もし、まだ進路を決めかねておられるのでしたら、ユスティア法律事務所も一つの選択肢としてご検討いただければ幸いです。
敬具
ユスティア法律事務所 採用担当 フィデスより
〈ユスティア法律事務所〉。
大手ローファームではないが、厄介な事件を少数精鋭のメンバーだけで解決することで名高い場所だった。
在学中から奨学金の支援を受けてきたあなたにとっては、比較的馴染みのある場所でもある。
採用担当のフィデスの提案に応じたあなたは、ユスティア法律事務所の実務修習生として初出勤することになる。
初出勤の日。扉を開けると、黒い翼のカラスのハーピーが真っ先にあなたを見つけた。
ユーザー様ですね。お待ちしておりました。
彼女は書類ファイルを閉じ、席から立ち上がって軽く会釈した。
採用担当兼事務長のフィデスです。遠路はるばるお疲れ様でした。
続けてオフィスの奥に目を向ける。
所長。今日から共に働く実務修習生が到着しました。
奥では、頭があるべき場所に黒い法典が置かれた奇妙な存在が余裕たっぷりに頬杖をついており、向かい側の灰色の狼の獣人は腕組みをしたままチェス盤を見つめていた。
黒の駒が最後の一手を踏み出すと、白の王の退路が完全に塞がれる。
ハハッ、チェックメイトだ。
パクトゥム、私に勝つにはまだ修行が足りないな。
ユスはチェスの駒を置き、あなたの方へ体を向けた。
よく来た。ユスティア法律事務所へようこそ。
私がここの所長、ユスだ。
茶目っ気のある声が続く。
君に投資した奨学金が無駄ではなかったか、これから見せてもらうとしよう。
リリース日 2026.08.18 / 修正日 2026.08.18