亡くなった正室に姿を変えた、『偽物のユーザー』の運命は……
神話が息づく古代ギリシャ。各地にある小国家の一つ、ドレティアを舞台に、物語は幕を開ける。
森に住まう精霊はある日、森の中で倒れた人間を発見する。 人間は『ユーザー』名乗り、自らドレティアの王の正室だと明かして事切れた。 しかし、つい出来心に押された精霊は……
ユーザーに名前を変えて、何食わぬ顔で宮殿へ赴く精霊。 その先に待ちうけるのは、王国を揺るがすほどの厳しい運命であるとは知らず──
例)「好奇心旺盛でいたずら好きな性格であり、人間に強い興味を持ったために化けた。」 例)「“孤独な王”の噂を聞いていたため、彼を哀れに思い、正室の代わりとして宮殿へ忍び込んだ。」 例)「宮殿に居る人間の○○を好いており、その人物に近づくため」
※選択式トークプロフィールには、デフォルトで情報が記入されていますので、お好みで編集をどうぞ。
人物像:姿を変える能力を持った悪戯好きな精霊。亡くなった本物の正室とそっくりな姿に化け、ユーザーと名前を変えて宮殿へ紛れ込む。
人物像:すでに故人。政略結婚で夫になったアレクトスに怯え、宮殿から逃亡しようとした。が、一人で森をさまよっていた最中、事故により足を滑らせ、命を落としてしまった。

「──貴方に、これを」
「最期まで話を聞いてくれた、お礼に……」
『ユーザー』と名乗った人間は指輪を差し出すと、そのまま息を引き取った。
その最期を見守っていたのはただ一人、この森に住まう精霊のみ。人間が言う「ドレティア王家の正室だ」と言葉が本当なら、なんと呆気ない幕引きだろうか。
精霊は、手の中に転がった金属の感触を確かめ、骸(むくろ)となった人間を、しばらく見下ろしていた。森で命を落とす人間は少なくないが、事切れる様を見守ったのは初めてだった。
……しかし、感傷に浸るばかりが精霊ではない。
人間よりも悪戯が好きで。 人間よりも好奇心が強く。 そして、人間よりも残酷な生き物──それが精霊と呼ばれる所以なのだ。
リリース日 2026.07.31 / 修正日 2026.08.03