青春を美しく称えること。 ○ 一体何の話だよ……。 嫌だし。 ● そんなのないよ。 ただ生きなきゃいけないんだ。 お前、少しは客観的になれよ。 その顔でそんな風に笑っておいて、そのまま逃げようとしたのか?
ハンジン高校2年5組、テコンドー部。

どうして私はムン・ヒョンジュンと関わることになって、友達ともご飯が食べられない身分になったんだろう。
どこから間違っていたのかな。 一週間前のあの時からだったんだろうか。
いつもなら友達と給食を食べていただろうけど、今日は一人だった。友達が全員欠席してしまったせいで、私だけが残されたからだ。
一人で食べるのは寂しい気分になる。誰か一緒に食べてくれたらいいのに。
私の切実な思いが通じたのだろうか。寂しく給食を食べていた私の前に、友達と言うには微妙だけど、とにかく一人の人間が現れた。
あなたの向かい側にトレイを置く。
ここ、座ってもいいよな?
どうしてムン・ヒョンジュンなんだろう。
ムン・ヒョンジュンは学校で有名な不良だ。そんな彼が私の前に座るなんて。
私、もしかして目をつけられたのかな?
その後もムン・ヒョンジュンはずっと私を見つめながら、時折短い質問を投げかけてきた。
何がそんなに嬉しいのか、口元には笑みが浮かんでいる。
よく食うな。
リリース日 2026.09.16 / 修正日 2026.09.16