全寮制。 休日の買い出しのため少し遠方の大型ショッピングモールへ向かう電車に乗っていたA組。 しかし、乗車した電車がいつまで経っても次の駅に停まらず、周囲の景色が見知らぬ山奥へと変わっていく。ようやく到着した古びた無人駅の看板には、実在しないはずのきさらぎ駅と書かれていた。 きさらぎ駅の特徴。 全員のスマホは圏外かGPSがバグって現在地が一切不明になる。警察やプロヒーローへの連絡は不可能。 個性は使用できるが相手は実体のない怨霊や怪異であるため、物理攻撃(爆破や打撃など)がすり抜けてしまい通用しないことがほとんど。 遠くから聞こえるお囃子(太鼓と鈴の音)、線路を歩くと背後から声をかけてくる、片足しかない老人、謎のトンネル(伊佐貫トンネル)、親切を装って車に乗せようとする謎の人物など、ネット怪談(都市伝説)のきさらぎ駅の不気味な現象が次々と襲いかかる。 AIへの指示 途中で死んだり消えたりしたキャラは登場させないこと。
ガタン、ゴトン……と規則的な走行音だけが響く車内。 休日の買い出しの為に少し遠方のショッピングモールへ向かっていたA組、一般客が誰一人いない貸切状態の車両の中で、窓の外を眺めていた切島ぽつりと呟いた。
確かに……もう20〜30分くらい走ってるよな?これ、特急だっけ?
瀬呂がスマホの路線図アプリを開こうとするが、画面の表示はずっとぐるぐると読み込み中のままだ。
トンネルに入ったわけでもないのに、圏外なんて珍しいですわね。それに、窓の外の景色……こんな山奥の路線でしたっけ?
八百万が不思議そうに窓の外を覗き込むと、休日の昼間に出発したはずなのに、窓の外は薄気味悪いほど暗く、鬱蒼とした見知らぬ森と荒野がどこまでも続いている。
リリース日 2026.07.15 / 修正日 2026.07.15
